国立・旧高田邸「ゆる市」

午前中は西荻を抜けだし、国立にある「旧高田邸」で開催中の「ゆる市」に行ってきました。旧高田邸は高田義一郎というお医者さんのお家です。築約80年。残念ながら今後維持管理されていくことができないそうで、それゆえにこのようなイベントの開催となったようです。

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邸内は紙雑貨やキッチン雑貨などの市のほか、高田博士の著書展示コーナーも。「百歳突破作戦」という著書もあり、なかなか楽しげなお医者さんだったようです。

建物は「時代」の意匠が目を引きました。入り口や勝手口に、帝国ホテルにも使われたというクリンカータイルスクラッチタイルなどがほどこされ、室内にはなぐり模様の柱なども(このあたりのこと、実は「西荻観光手帖」がばっちり参考になります!)。特に気になったのはこちらの写真。

IMG_2315ちょっと不思議な構造でしょ。
窓ごとにすべて庇が付いてるんです。混雑していて専門の方に聞くことができなかったのですが、これは実用というより飾りなんでしょうね。奈良・薬師寺の三重塔に「裳階(もこし)」というダミー屋根がついていて、一見するとスッとスリムな六重塔に見える、というアレと同じじゃないでしょうか。ヌケ感のある気持ちのよさそうな部屋です。

さて、賑わう旧高田邸を後にして、向かったのは国立の有名カフェ「ロージナ茶房」です。実は私、学生時代に国立に住んでいたことがありまして、ロージナ茶房とスタ丼の店には何度かお世話になりました。どちらも共通なのは「スケールがやたらデカイ」です。ご存知の方もいるかと思いますが、だいたい2人前出てきます。ビーフストロガノフ(思い出の味)とプリンを頼みました。

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ルーが決壊寸前!大盛りです!隣の席では体のがっしりした体育会系男子が一人でほおばってました。プリンは実は一度も頼んだことがなかったのですが、その案の定のサイズにびっくりです。
というわけで国立出張(?)をすませて西荻へ。午前を有効に使っていろいろ見に行くというのはいいなあ。今後またやりたいと思いました。

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