西荻プロジェクト!

西荻案内所で、これからやりたいことを「妄想プロジェクト」、いまやっていることを「現在進行プロジェクト」、やり終わったことを「完了プロジェクト」としてまとめています。しょうもない雑談から様々なプロジェクトが生まれる過程の「ライブ感」を可視化したいなあと思って、このコーナーを作ってみました。「完了プロジェクト」はこれまでのアーカイブでもあります。

2月11日は「西荻地図ナイト」!

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いつもお世話になっている郷土史家のNさんが先日、「おもしろいものを入手したんですよ〜」と、ちょっと古い地図を案内所に持ってきてくださいました。西荻窪駅南口の飲食店街付近、戦後すぐの詳細地図です。呑み屋ひしめく柳小路、今は消えてしまった裏路地や映画館などもきっちりばっちり。たいへん貴重な資料です。
いつながめても新たな発見を見出すのが地図の醍醐味。この感覚を、地図好き・西荻好きで集まって共有しようと思いたちまして、初の「西荻地図ナイト」を開催いたします。

郷土史家、暗渠研究家、文学研究者……などなどの専門家にすでにお声がけをしています。戦前〜戦後すぐの西荻地図をながめながら、あれやこれやお話をしましょう。

上記の地図のほか、Nさんは昭和8年の「杉並區職業別地図」(上の写真はそのごく一部)も持ってきてくださいました。西荻案内所発行の「西荻まち歩きマップ」にちょっと似ているのです。当日までに興味深い地図をさらに入手できるかもしれません。もちろん地図の持ち込みもOKです。50〜100年前くらいの西荻エリアの地図をもしお持ちでしたら、コピーさせてくださいませ。

2月11日(水祝)18〜20時
参加料:1,000円(1ドリンクつき)
要予約:西荻案内所(nishiogi@topaz.plala.or.jp)まで。
氏名・メールか電話番号をお知らせください。
定員10名程度

終了後は希望者で「実地見学」(ようするに飲み会です)をしたいと思います。「実地見学」はなにぶん「実地」ですので飲食代が別途かかります。参加希望の方は予約の際に「見学希望」とお伝え下さい(笑)。

速報「西荻観光手帖」再版決定!

1011055_579111965496577_1922949381_n2014年1月に作成し、購入希望の声を多数いただいておりました「西荻観光手帖」。このたび再版して販売することになりました。刊行は2月末予定。
それにともない、協賛をしていただける方を募集しています。

協賛は広告形式、巻末の広告ページにて掲載します。
1ページにつき、2列×4段の8枠。一つの枠の大きさは、高さ45ミリ×幅60ミリ。使用色は黒一色です。掲載料は5,000円。2枠・半ページ・1ページでのご利用も可能です(2枠10,000円/半ページ20,000円/1ページ40,000円)。大きさの詳細は下にあるPDF「広告サイズ掲載例」を参照してください。

データ入稿もしくは印刷用原稿の作成ができない場合、デザイン料・編集料を別途承ります(1500円〜)。申込の締切は(いちおう)1月25日(日)。それ以降の申込についてはひとまずお問い合わせください。支払いはお申込時となります。
申込は、下記PDF「協賛記入用紙」をダウンロードし印刷の上、必要事項を記入して、直接案内所にお持ちいただくまたはファックスでお送りいただくか、必要事項をメールで西荻案内所までお送りください。直接申込の場合はその場でのお支払い、メール・ファックスの場合は、後日こちらからおうかがいします。
原稿データは申込から7日以内にお渡し下さい。

また、協賛広告はお店の方だけでなく、個人的な宣伝を西荻でしたい方や、西荻でイベントを運営する方も出すことができます。まずはご相談ください。

申込 西荻案内所(西荻北3-18-10 13:00-18:00木休)
電話・ファックス 03-6454-7663
nishiogi@topaz.plala.or.jp(担当:奥秋)

「西荻観光手帖」仕様
A5変形 リングどめ 1,620円税込
発行=西荻窪商店会連合会
企画・編集・発売=西荻案内所

協賛記入用紙(PDF)
広告サイズ掲載例(PDF)

2月2-8日「捏造伝統芸 龜樂」展 開催

 

 

西荻案内所では、2015年2月2日〜8日、「捏造伝統芸 龜樂展」を開催します。

「龜樂」とは、亀有発祥の伝統芸(捏造)です。今回の展示では、龜樂家元四代目の西尾賢氏よりあずかった、資料や写真、貴重な音源等を大公開。また、これまで語られることのなかった西荻と「龜樂」の深い関係についても明かされます。

なお、2月3日19時より、奉納「節分龜樂」を執り行います。吉凶占いも兼ねた神事となっております。多くの方の参列をお待ちしています。
神事の後は、おなじみ「もちよりごはん会」。参加費300円+一品持ちよりで、どなたでも参加できます。西荻案内所では、龜樂にちなんだ「玉子巾着おでん」を用意します。

2月8日19時からは龜樂ライブ。出演は龜樂四代目の西尾賢さん、樂妓に豆奴さん。ゲストはチャンキー松本さんとひょうたんたけしさんです。

展示期間中はあったかい「玉子巾着おでん」をご提供します。

ちかぢか「西荻案内所日誌」の方で、龜樂展開催の経緯などについて、ちょっと補足する予定ですので、少々お待ちください。

楽しい捏造伝統芸の世界、みなさまのご来場を心からお待ちしております。

龜樂の詳細についてはこちらへ

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「西荻 子どもとおさんぽMAPプロジェクト」始動!

このたび「西荻 子どもとおさんぽMAPプロジェクト」を始動しました。

西荻案内所を始めたすぐのころから、「安心して子どもといくことができる場所」、「赤ちゃんにやさしいお店」というお問い合せをよくいただいていました。案内所員も日頃そのことを気にしながら、ごはんを食べに行った時にお子さまメニューをみつけたらチェックしたり、畳敷きの小上がりがある場所などをなんとなく調べたりしていましたが、結局は子育ての先輩に聞くのが一番!……ということで、子育て先輩から子育てビギナーさんまでをtwitterやfacebookで募りまして、1月14日に案内所に集まってみました。

意見交換では、案内所員も知らない新情報が続々出てきました。公共施設のことや、公園のレビュー、トイレ情報など、知りたい情報はつきません。お子さんの年齢によって必要な情報は刻々と変化しますから、どうやってそれをまとめて発信することができるのか。これからもみなさんのお力を借りながら、楽しいマップづくりができればと思います。

関連イベントもやりたいなあ。次回の「おさんぽMAPプロジェクト」ミーティングも、FBやツイッター、こちらの日誌等で告知しますので、チェックして下さいね。
ミーティングでない日でも、案内所ではミミヨリ情報をお待ちしています。西荻案内所は授乳やおむつ替えもできますよ。

下の写真は、今回の白熱した議論の結果(?)、びっしり書き込まれたノートです。

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西荻案内所旅日記(4)鳥取県大山町「まぶや」と「おおさか」

途中で止まってしまっていた10月の滋賀・大阪・鳥取の旅日記の続きです。前回分はこちら

すとんと寝た翌朝。宿泊先である「まぶや」の二階からは大山がどーんと見えました。到着時はとっぷり日が暮れて、周囲はわからなかったのです。

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「まぶや」は、地域をつなぐコミュニティ・スペース。大山町にU・I・Jターンした人を中心とした「築き会」のメンバーが中心となって運営しています。もとは築約90年の「馬淵医院」という立派な古民家で、それをみなさんで改修したのです。今も残る畳敷きの診療室が新鮮でした。中庭には井戸もあり、もちろん蔵もあります。蔵は現在、カフェスペースとして利用されています。風の通りが気持ちいい建物です。
いろんな人のわくわくがつまっているこの場所で、「大山アニメーションプロジェクト」のために50日間のアーティスト・イン・レジデンス(アーティストの滞在型作品制作)をしているのが、われらがチャンキー松本さんといぬんこさん。ただ、この日は二人とも東北巡業中。台風のせいで帰着が遅れていました。

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まずは周囲の探検へ。風車をめざします。「古墳」と書かれた場所の脇を抜け、その先の農地にある風車。その向こうは日本海です。そういえば山陰道の海沿いはずーっと風車が並んでいました。東京にはあまりない風景ですが、スカイツリーとかヒカリエとかよりよっぽど「未来の風景」です。きっと未来の日本は、たくさんの風車がまわっているんだろうなあ。

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隠岐に島流しされていた後醍醐天皇が再挙兵のためにこの場所に上陸した、と伝える石碑が、海岸近くの塚の上にぽつんとありました。台風直後ということもあって「荒涼」という言葉がちょっと似合う雰囲気。遠くの山は大山です。きっと700年前も今も、風景的にはあまり変わっていないのでしょうね。

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朝食は青空亭の二人が毎日通っているという、山陰道ロードサイドのめし屋「おおさか」に行くことに。このあたり、旧地名を「逢坂」と言うそうです。
山陰道は流通の大動脈ですから、こちらの「おおさか」のようなトラック野郎たちのオアシスがそこらじゅうにあったのですが、高速道路開通(しかも鳥取県内は無料!)以来、軒並み閉店してしまったのだそうです。よく「うちのまわりはコンビニくらいしかないよ〜」という嘆き、あるいは「田舎自慢」を聞くことがありますが、山陰道沿いではそのコンビニが激減しているという状況。便利さ、真新しさ、経済の論理……そういったものを選んだ代償がじわりと押し寄せてきています。
「おおさか」はそういう厳しい状況に追い込まれながらも、根強いファンの声に応えながら現在も営業中。メニューは学食のように、並べられたお皿の料理を選ぶ形式。長距離ドライバーにもやさしい穏やかな味。ちょっと最初に取りすぎたかも? 普段着のごはんにほっとしました。

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北陸新幹線の「ストロー現象」が危惧されている昨今ですが、人がスムーズに流れることで失われるものがきっとあります。猛スピードで過ぎ去っていく風景のどこかにある、人が立ち止まり、滞り、休む場所。土日は快速電車通過の西荻も、ちょっとだけ似たところがあるのかなと思ったり。(まだつづく(汗)……次回のテーマは「エビス大黒」を予定……)

(2015.01.02)五神社をめぐる「西荻ペンタゴン初詣」

新年といえば初詣。まず最初にお参りするのはやっぱり氏神様ですよね。私は生まれも育ちも「西荻」ではない「生粋のよそ者」ですが、善福寺在住なので、「井草八幡宮」が氏神様であろうことに迷いはありませんでした。ただ西荻エリアは、西荻窪駅周辺で4つの神社の氏子域が入り組んでいるのです。これは旧村の名残であり、現在も秋祭りなどで如実にあらわれます。駅南口もピンクの象あたりは荻窪八幡、その先の乙女ロードは、東側が春日神社、西側が松庵稲荷の氏子域となります。ややこしいです。

ちなみに西荻案内所があるあたりは「荻窪八幡神社」のエリア。でも春日神社にも松庵稲荷にもお世話になっているし、どこに行こうかと迷っておりましたが(2014年は福引にひかれての松庵稲荷神社でした。里芋を当てました)、今年はこの際全部まわってしまおうと、「ペンタゴン初詣」というのを思いつきました。氏子域を持つ4社に、規模が大きな南荻窪の天祖神社(荻窪八幡の摂社となります)を加えた5社をめぐり、西荻に巨大な五芒星の結界をつくってしまおうという計画です。諸星大二郎先生や加門七海先生が好きな人には、少しはご理解いただけるかもしれません。

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まず最初に行ったのは荻窪八幡神社。源氏の英雄・源頼義が奥州征伐の際に宿陣したとされ、境内には太田道灌が戦勝祈願で植えたという「道灌槇」がひょろっと生えています。まだ正月2日すごく混んでいるのかと思いきや、いつもより華やかながらもすいすいと参拝することができました。午後はもっと混むのかもしれませんね。祭神は八幡神社なので「応神天皇」。鉄の神様(=たたかいの神様)ですね。

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二つ目は神明天祖神社。この神社は参道も長くてなかなか立派なのですが、荻窪八幡神社の境外摂社ということになっています。紀州徳川家の家臣だった水刀谷という人物が作ったという社伝が残っているのですが、いろいろ謎が多いです。「神明通り」の名前の由来でもありますが、神社からは神明通りまでは少し離れてますし、これも謎。祭神は天照皇大神。私が行った時は誰もいませんでした。

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三つ目の神社は春日神社。大宮前新田の鎮守です。「井口八郎右衛門(大宮前新田を開発した人物もしくはその息子)」が勧請したといわれています。春日神社なので、狛犬の代わりに神鹿が迎えてくれます。鹿の彫刻は素朴ながらも繊細で、なかなかかわいいです。初詣では穢祓の茅の輪くぐりがありました。祭神は武甕槌命・天児屋命・経津主神・毘売命の4神。武甕槌命と経津主神は武神で国譲りや東国平定と関係のある神様、天児屋命は藤原氏(中臣氏)の祖神。毘売命はその妻ということになっています。
こちらの神社は氏子さんがしっかり活動していて、神楽やお囃子など、「村」の時代の風景をしっかり現在にも伝えています。昨年、秋祭り(夜の部)を見に行きましたが、大宮前新田村の時代にタイムスリップしたかのようで感動しました。今年も行こうと思っています。

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次の神社は西高井戸松庵稲荷神社。通称は「松庵稲荷」、松庵村の鎮守です。かつて、松庵の旧府道(乙女ロード)側は「中高井戸」と呼ばれていました。これは神田上水建設の際に高井戸の住民がこの地に移転をさせられたため、飛び地的にここが「高井戸」となったのです。中高井戸にあった稲荷と松庵の稲荷は、そののち合祀となり、現在に至っています。祭神は「受持命」。日本書紀に登場する、体から食べ物を出す神様。五穀豊穣・商売繁昌の神様です。

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そして最後の五つ目は井草八幡宮。上井草村(遅野井村)の鎮守です。大昔は春日神社だったそうですが、源頼朝がそれを八幡神社にし、現在に至っています。縄文土器がある宝物殿の開陳は秋祭りのみ。正月には写真のように出店も出て大変にぎやかです。ここまで参拝で並んだのは春日神社だけでしたが、井草八幡宮では15分ほど並びました。圧倒的に人が多いです。時間帯もあるかとは思いますが、スムーズな初詣は午前中が狙い目のようです。数年前、1月1日の午後に井草八幡へ行ったことがあるのですが、寒空の中で1時間ほど並び、翌日に熱を出してしまいました。油断禁物。 八幡なので祭神は応神天皇。

というわけで、「西荻ペンタゴン」の五芒星が完成! これで西荻の安泰間違いなし!……と、地図に落としこんでみたところ、思ってたよりいびつだなこりゃ。捏造なので仕方ありません。平将門や天海僧正が出てくるようなオカルトな仕掛けが西荻ごときであるとも思えませんが、ところがどっこい、西荻が「宗教都市」であることは、住んでる人なら誰しもうすうす気づいてるはず(笑)。
五芒星の中心あたりに何があるのか、そのうち調査しに行かなくちゃ。

神様にはなにか願いごとをするものなのでしょうが、私の場合はついつい「二礼二拍手一拝」の段取りに追われ、頭のなかがカラッポになってしまうので、願いごとができたためしがありません。まあ、新たに気持をひきしめ、氏神様に会いに行く、ということなのでしょうから、それでよいのかもしれませんね。

今年もよろしくお願いします。