小平「みこしプロジェクト」に行ってきます

小平のNPO「小平市民活動ネットワーク」の皆さんに呼ばれまして、そちらの団体が運営している今年度の「みこしプロジェクト」第1弾としまして7月4日(土)に、西荻案内所でお話をしてくることになりました。

西荻案内所のふだんの活動紹介はそこそこに、案内所でのこれまでの活動経験を活かして、私どもが小平を「観光」しながらその魅力を探り、住んでいる方たちに身近にある楽しみを再発見していただくというものです。つまり私どもがみこしで担がれるわけです。なかなかに責任重大。

それで先日、小平市民活動ネットワークの方に小平を案内していただきました。小平はどこかカラッとしていて居心地の良い、実は魅力たっぷりの場所なのですが、そのことがなかなか外には伝わっていないなあと感じました。でもそれがいいところなのかもしれませんね。この時はやや駆け足ツアーでしたので、実は後日、再度「小平観光」をしています。当日は、この2回の小平行きを踏まえて、「西荻案内所」流の小平の楽しみ方や、今後の可能性についてもお話ができたらいいなと思います。ただいま連日の作戦会議中。小平にくわしい西荻の方、情報をお寄せくださいね。

ここでちょっとだけ、小平のいいものを紹介します。
それはうどん。さすが武蔵野文化圏。特徴あるうどん屋さんがたくさんあります。1回めの案内で行ったのは「平作うどん」。武蔵野うどんといえば、西荻だと「豚や」のがっしりした極太麺がすぐに思い出されますが、平作うどんはかなり細めでつるつると食べられるタイプ。私自身はうどんの国の出身ですので(讃岐ではなく富士吉田です)、うどん大好き人間にとってはまさに天国。

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講演会は入場無料。お近くにお住まいの方、うどんついでにぜひどうぞ。

みこしプロジェクト第2弾Vol.1
こだいらって〜気付かなかったすむまちの魅力 発見〜
7月4日(土)13:15-16:00
小平市福祉会館4F小ホール(西武多摩湖線一橋学園駅徒歩8分)
参加費:無料
問:090-1058-7263 info@kodaira-shimnet.jp
主催:NPO法人小平市民活動ネットワーク
企画運営:みこしプロジェクト実行委員会

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【妄想プロジェクト】復活お神輿

一部の商店街では、秋祭りに出すお神輿の担ぎ手がいなくなって、その日に神酒所にもってきて飾るだけになっているという、ちょっとさみしい情報をききつける。
そこで、お神輿の担ぎ手を募集し、復活させる計画。ちなみにお神輿一基には30人は必要とのこと。なかなかハードルは高いですが……。

臨時の地方アンテナショップin西荻案内所

鳥取・大山や、佐渡などなど、地方で町おこし活動をしている方々とのつながりができてきたので、その人たちに、西荻案内所で期間限定のアンテナショップをやってもらい、地域の物産品等を販売する。活動を紹介するトークショーや、移住検討者向けの説明会などもよいかと。
その際の問題は宿泊施設。

7月18日は「西荻樹木ツアー」。

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ひさびさのツアー企画、今度は「樹木」です。

この街の居心地よさの秘密は、木々の緑にあり!

西荻の風景となっている木々を専門家とめぐりながら、その木の特徴、木にまつわる物語や、季節ごとの楽しみ方を聞きましょう。

2015.7.18(Sat) 9:00-start(-12:00荒天中止)
講師:浅井くにお(杉並の森と大木を残す会代表・杉並区議会議員)

集合:西荻案内所
料金:1500円(お茶付き、資料付き)

申込問合:
西荻案内所
nishiogi@topaz.plala.or.jp
03-6454-7663

こけしの魅力と魔力

先日のチャサンポーで行われたKOKESHIEN!の「西荻こけし案内所」、大量のこけしに圧倒されながらあっという間の2日間。こけしEXPOも、あとは「イトチ館」の展示を残すのみとなっています。

こけしに魅了された多くの方が案内所に出入りするのを見ているうち、こけしの魅力(あるいは魔力)とはいったいなんなのだろうと考えていました。

産地の名前が冠された伝統こけしの11系統は、お互い影響しあったり、工人さんが行き来することによって複雑化しながら、各々の特色を醸成しています。工人さんによっても顔つきなどが違い、体系的でありながら多くのバリエーションがあることが魅力の一つなんだろうなあと思います。

この11の産地はいずれも東北の温泉地であり、こけしはそもそも温泉地の土産物でした。山間地なので木材の調達が容易だったのでしょう。さて、こけし11系統の分布を地図で見ると、すべての系統がそうとは限らないのですが、温泉地とのつながりが深いゆえに、火山ともつながっているように感じます。蔵王連峰の東西には、作並・蔵王高湯・山形・遠刈田・弥治郎と5系統があり、こけし密集地帯となっています。

蔵王といえば、火山性微動が起きていることで最近注目を集めています。こけし―温泉―火山。伝統こけしはどこかで大地とつながっている。その静かな迫力が、物言わぬこけしの存在感と魅力(あるいは魔力)の本当の秘密のような気がしています。

さてここで、案内所メンバー、いぬんこさんがウレシカ館の「えかきのこけし」展で展示したこけしをみてみましょう。

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題して山と大地よ、おねむりこけし」。地震や噴火の多い昨今の日本。鯰絵の上に置かれたこけしは、UFOをまといながら静かに目を閉じています。いぬんこさんいわく「自分のために描いたつもり」。モチーフのシリアスさをユーモアとかわいらしさでカバーしながら、それでいて漂う妖気。伝統こけしとはかけ離れた彩色ながら、伝統こけしが宿命的にまとう大地とのつながりを、アーティストの直感が正確に捉えている。そんな気がしてなりません。

復活!まるを講(西荻富士登山隊)

西荻に富士山があるのをご存知ですか。

井草八幡宮の北側、駐車場の敷地のところにいわゆる富士塚があります。これはもともと、井草八幡宮の境内にあった富士塚が神社の改修にともない移築されたもので、この辺り一帯に「まるを講」という富士山信仰があった名残です。まるを講というのは正確には、◯の中に「を」を書いてまるを講といいます。この「を」というのはこの辺りの旧地名である遅野井(をそのゐ)から取っているという説が有力です。今も神社内に当時の信仰の名残を示す石灯籠(区文化財)があります。また、年に一度しか開かない文華殿(神社の宝物殿)には、北口本宮冨士浅間神社の境内図が収蔵されています。

この富士講は、上井草村(遅野井村)から出て、吉田口(現・富士吉田市)の槙田家という御師の家(富士講の宿坊)に泊まり、そこから富士山へ登頂しました。「先達」と呼ばれる講のリーダーが木花咲耶姫の像が納められた厨子を背負い、頂上で厨子を開けて祈祷し新たなエネルギーをもらう、というようなことが講の一連の流れです。この地域の富士講は戦前にはだいぶ下火になっていて、現在その記憶のある人もかなりわずかなようです。

話がちょっとかわりますが、先日、この槇田家の槇田さんにお会いする機会を得ました。現在は富士吉田の槇田家(伝室町時代築の超絶古民家!)にお住まいなのですが、なんとなんと槇田さん、ほびっと村プラサード書店を作った人だったのです。長本兄弟商会のナモさんのトークショーで司会をしていたのが槇田さん。

槇田さんも西荻時代には善福寺に在住。当時は井草八幡宮に自分の家とゆかりのあるものが存在するということは全く知らなかったそうです。富士吉田出身の私と槇田さんが出会ったのも何かの縁。あるいは木花咲耶姫の導きか?

これは富士講復活!……はさすがに無理ですけど、先人たちの足跡をたどりながら、富士登山隊を出せたら面白いんじゃなかろうかと思っています。
ここ最近の富士登山はほぼ、バスやマイカーで五合目まで上がりますが、古式に則り、吉田口登山道を北口本宮冨士浅間神社から上がっていきます。私も三回登りましたが、下から登ったことは一度もありません。

【レポート】あすかさんと行くチャサンポーの旅

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西荻茶散歩の日曜日、我らが茶舗あすかさんは定休日です。西荻が大いに盛り上がるこのイベント、なんであすかさんはお店として参加しないのかと聞いてみたら、「そりゃ、あたしがまわりたいからに決まってるでしょ!」とのこと。あすかさんはお茶のプロフェッショナル。茶散歩で美味しいお茶探しをするのが楽しみなのです(最初の写真、間違えました)。

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というわけで、こけしファンで賑わう西荻案内所を離れ、あすかさんのお茶めぐりに同行することに。まず最初に行ったのはLe Midiさん。南フランスで買い付けてきたアンティークや、珍しい木の実を扱うとってもおしゃれなお店です。こちらのお茶はハーブティー。プロの嗅覚で、あらかじめ美味しそうなところは下調べしてあるのです。
おいしいお茶ににっこり。でも「もうちょっと冷たいほうがいいわね」とおせっかい……いや、プロとしてのアドヴァイスもかかせません。

あれがおもしろそうなのよ、と展示で目星をつけていたのがギャラリーみずのそら。こちらでは「岡モータースドリームサーキット」という作品展示。さまざまな職種の人たちが車形の人形になって、ギャラリー内に設えられた周回コースを走っています。作家さんによると、人形たちには一つ一つドラマがあるんですって。眺めてるだけでじわじわハッピーがこみあげてくる、不思議な展示。ギャラリーオーナーさんがモデルになっている車もありました。あすかさんも珍しく「このアングルどうかしら」とスマホを掲げて写真を撮る仕草。

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次は南口へ移動。中国茶の専門店サウスアベニューへ。こちらで出しているのはアイスジャスミン茶。いつになく真剣な表情です。あすかさんのお店でも中国茶を扱っていますが、サウスの中国茶とは産地エリアが違うそうです。お茶屋さん同士の会話に、私はただ聞いているばかり。

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このあと、同じく南口のDavid&Jonathanへ。あすかさん、今年は自分用のチャサンポーTシャツをつくりに来ました。ムダのない動きでTシャツの印刷をする西荻のジョニー・デップこと遠間さん。

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私が同行する前にすでにまわっていたお店も含めての、茶舗あすか・チャサンポーお茶ランキングを教えてくれました。sindのチャイも高評価でしたが1位はギャラリー壽庵。なかなか普段は入りづらい雰囲気のお店ですが、この日は美しい象嵌工芸の展示。茶散歩のときは毎年なんとお抹茶を振る舞っています。そして2位はなんとなんと、西荻案内所。限定販売のこけし茶(中はべにふうきの一番茶をつかった和紅茶)をアイスにしてお出ししていました。

1位と2位には共通点がございます。実は仕入れが同じ店なんです。茶舗あすかです。ええ。

 

【報告】西荻こけし案内所

チャサンポー/西荻茶散歩の西荻案内所は、「KOKESHIEN!」による西荻こけし案内所でした。

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チャサンポー前日夜、西荻案内所内に大量のこけしが持ち込まれました。小指サイズのものから90センチくらいのものまであり圧倒されました。私の認識ではこれまですべてのこけしがひとくくりだったのですが、それぞれ産地系統だけでなく工人さんによっても特徴があり、愛らしいものやコミカルなものや、やっぱりどこかブキミなものまで、さまざまな表情があるのですね。

当日は待ちかねたこけしファンが両日ともにたくさん訪れ、たくさんのこけしが新しい家に旅立って行きました。そのファンの熱を浴びて、私も少しだけこけしに詳しくなりました。

所内にはこけし11系統の特徴がわかるような参考こけしが置かれました。

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手前のオモロ顔おちょぼ口は肘折系こけし。左は南部系、右は蔵王高湯系(ですよね?)。伝統こけしのこの「系統」というのが魅力の一つなのかなあと思います。人の作ったものが土地とつながっている。土地ごとの特色、表情があり、それは時に他の系統ともゆるやかにつながっている。そしてその土地とはたいてい温泉地。こけしと地面の関係について、さらにもやもや考えていましたが、それについてはまとまったらそのうちに。

6日の夜には絵本『こけしのゆめ』の読み聞かせ会&主題歌披露が行われました。とってもいい主題歌なので、いつか披露できる日があればと思っていましたが、絶好のタイミングで実現しました。案内所のとなりに6月1日オープンした三つ枝商店さんに全面協力をしていただき、会場として利用させていただきました。ありがとうございます。

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読み聞かせと歌はチャンキー松本さん。ギター伴奏は坂ノ下典正さんです。しっとりとしたギターの音色が、木に囲まれた三つ枝商店の空間とも合い、茶散歩のにぎわいの残る初夏の夕暮れに、気持ちのよい穏やかな時間を過ごすことができました。手前に陣取ったこどもたちもチャンキーさんの変幻自在なリードもあって集中していました。

現在「第3次こけしブーム」と言われています。「第1次」は戦前、「第2次」は戦後昭和40年ころのこと。交通網が整備されて「旅の思い出」としてのこけしの需要があがってきたのでしょうね。

ところで「なんで最近の西荻はこけしなのか」という質問を開催中に何人の方からかいただき、「そりゃあこけし屋もあるしね〜」などと雑な返事をしてしまっていたのですが、これは単純に、第3次こけしブームを支える人と西荻好きな人が重なっているからでしょう。それがいったいどういう層なのか、というのは割愛しますが、なんとなくわかりますよね。

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というわけで、西荻こけし案内所を支えたKOKESHIEN!の二人が巨大こけしを手に記念撮影。連日のこけし解説おつかれさまでした!

西荻では「こけしEXPO」を引き続き開催中。紅茶が美味しい西荻イトチは、新しい伝統こけしを販売しています。中古こけしの味わいも魅力がありますが、現在のこけしの美肌ぶりをぜひ見に行ってほしいです。ウレシカでは、「えかきのこけし展」。案内所メンバーのいぬんこさんが絵付けをしたこけしも出展中。ベビヰドヲルの「こけしと郷土玩具2015」もぜひチェックしてください。

案内所も記念に3つゲットしました。なにかの「記念」というのは、こけしを手にいれる絶好のタイミングですね。ひとつは震度4でも安定感がありそうな土湯のこけし(中央)。その右のちびは伝統こけしに混じっていたので売り物からはずされた創作こけし。一番右は冷ややかな表情が魅力の木地山こけし。左は去年イトチで入手した宝船達磨です。連日こけしの見すぎで、人の顔を見ると、ひそかに「この人はこけしで言ったら何系だろうか」などと考えてしまうようになりました。いかんいかん、今日から通常業務に戻ります。

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西荻で縄文式土器を探す会

税法が変わるせいか、最近、宅地開発や古い建物の取り壊しが多いですよね。土を掘り返している工事現場をみるたび、私が思うのは「もしかしたらここ、縄文式土器が出てくるんじゃなかろうか」ということです。

博物館で見たんですけど、一見したらただの植木鉢のかけらみたいなもんなんですよ。工事現場の人たちもきっとあまり気にしてない。特に善福寺池、善福寺川沿いには出土も多く、縄文時代の集落があったようです。土器もまだまだ出てくるんじゃないでしょうか。とあるお蕎麦屋さんから「小学生のころに友達に家に行って、庭でよく縄文式土器を拾って遊んだもんだよ(遠い目)」という回想を聞き仰天しました。私も拾いたいっ! 地権者の許可を得たらできるのかしら。そして見つけた土器は自分のものにしてもいいものなのかしら……。

西荻樹木見学ツアー

私が約9年前、住む場所を西荻に決めた理由は、マンションの敷地内にケヤキの巨樹があったからでした。この西荻には、埋め立て地にはぜったいになさそうなケヤキの巨樹、宅地になっても大切に残されている桜並木、いにしえの武蔵野を彷彿させるワイルドな屋敷林、しっかりと手入れされている庭木や垣根があります。

専門の方に解説をしてもらいながら、西荻の樹木を見て回るツアーはできないものかと考えてます。

(2015/6/20追記)7/18にツアー決定。
(2015/7/22追記)ツアー継続。西荻南・松庵・桃井・今川方面にも行きたい。