第3回西荻ラバーズフェスの極私的見どころ紹介

いよいよ今週末3月18日は、桃井原っぱ公園西荻ラバーズフェス。当初から「3年やる」と予告していたとおり、今回が最終回となります。

西荻案内所は、ラバーズフェス初回の2016年は、実行委員のコアメンバーとして立ち上げから参加。2年目は実行委員会には入らず「当日ボランティア」として参加。前日のテント張りから当日は仮設トイレのトイレットペーパーの交換などをこなしながら、その合間にピンクの象(二代目)を引き上げました。さて3年目。実行委員→ボランティアときて、今年はなんと、初めて「お客さん」です!
出店」という選択肢もあったのですが、そもそも売るものがなきゃ出店しても意味ないですからね。おいしいものは西荻のお店にまかせておけばいいし、来年もまだまだ続くならともかく、1回はやっぱり「お客さん」をやりたいっ!

というわけで、今年の西荻ラバーズフェス、個人的に気になる見どころを紹介します。

 

1 ステージコンテンツ

まずはステージコンテンツ。フェスの公式ページによると、スケジュールは以下の通りです。
カッコつきのは、ステージコンテンツじゃないけど、スタート時間が決まっているもの。

10:45 平本正宏
11:55 中山うり
(12:35) 西荻ウルトラクイズ
13:10 シャムキャッツ
14:25 おお雨(おおはた雄一 坂本美雨)
(15:05) 西荻おざしきプロレス
15:40 Oi-SKALL MATES

ステージの個人的注目は2番手の中山うりさん。
今はなき「のみ亭」でライブをやったときに聞きに行きました。うりちゃんの阿佐ヶ谷ライブでばったり会ったことがあるアングレーズの梅原さんが、「早くしないと予約でいっぱいになっちゃうよ」ってこそっと教えてくれたんだった。「石神井川であいましょう」って曲があるんだけど、ラバーズフェスのキャッチフレーズ「西荻であいましょう」ってのはたしか、この曲名がヒントのひとつになってたんだよね〜。

12時35分開始の西荻ウルトラクイズ!
……そもそも第1回ラバーズフェスの実行委員になったのは、実行委員長マサさんから、「西荻案内所さんはウルトラクイズをやってほしいんっすよねー」と誘いが来たのがきっかけ(二年前の記事に書きました)。企画はペンディングになったんだけど、3年目に復活するとは。ちなみに今回の問題作成などには関わってないので、どんなふうになるのか楽しみです。
優勝賞品はなにかなあ。本家「アメリカ横断ウルトラクイズ」も無人島とか潜水艦とかだったから、きっとびっくり賞品のはず。桃井原っぱ公園の土地柄(戦中は中島飛行機東京工場、戦後は日産自動車工場)からの連想で例えば、愛のスカイライン(旧車)とか?

15時5分からは「西荻おざしきプロレス」キター!
昨年11月、西荻窪駅高架下の「続・西荻案内所」(現・DoCoMo西荻窪店)で、中央・総武線を高架下から揺るがしたあの伝説が聖地で再び……!! 抱腹絶倒、人間愛と西荻愛にみちた西荻おざしきプロレス!
11月の報告記事はこちら

ステージのとりを飾るのはOi-SKALL MATES
過去2回も含めたこれまでのラバーズフェス出演者の中でいちばん「フェス」っぽいかも? フェスのHPにインタビューもあがってるのでこちらもチェック。

 

 

2 注目の出店者

次に出店者を見てみましょう。フェスHPに載っている出店リストから、気になったものをチェックします。以下店名等の敬称略。
マーケット
フード

井草幼稚園・園児のママによる美術サークル「イグサークル」が昨年に続き出店。クオリティはサークルというよりも「クリエイター集団」といったほうがふさわしい感じ。

善福寺公園で毎年11月にやってる「トロールの森」が満を持して今年初出店。何やるのかな〜。その「トロールの森」メンバーの渡辺さん(「西荻のメディアと場」でインタビューさせてもらったことがあります)は、別に「ダンボールと紙管による小屋の制作ワークショップ」でも出店。こっちもおもしろそう!

ていねいに、」は飲食の出店じゃなくって不動産屋で出店。フェスに遊びに来たついでにそのまま西荻に住んじゃうという選択肢もアリ!?

gallery cadoccoが仕切る「木もれ日クラフトパーク」。カドッコとゆかりのあるクラフト作家さんの作品あれこれ。

南口の新堀ギター。第1回のフェスの時は合奏団で演奏してもらったのでした。今回は体験レッスンコーナーのほか、特別演奏もありとのこと。春の空にしみるんだよなーギターの音が。

 

飲食店では昨年に引き続き、南口のラヒ・パンジャービー・キッチンがキッチンカーで出店。おなじみのキーマカレーに砂肝カレー。北口のガネーシャガルはタンドリーチキンのほか、「インドの弁当」を出すそう。気になる。

ブラジル料理のcopo do dia(コッポドヂーア)はリングイッサ(ソーセージ)とアウカットラ(牛モモ串)。これは早めに行ったほうがいいかな。喫茶ワンデルングもバーベキュー。piyototochatもバーベキュー。ハンサム食堂はタイ式豚の炭火焼。一汁一菜凛の「うなぎのくりから串」、これ今年こそは食べたい。去年大行列だった西荻の人気店・organは炭火焼きポークサンド。

焼き物以外だと、南口西側線路沿いのセルジュ&ジェーンが今年も山形芋煮。店名とのミスマッチが気になります。さんだるきっちんのおでん、サレカマネの酒粕チャウダーもあったまりそう。

iitocoのタイ風ひき肉炒め丼、高架下・武蔵乃が和牛焼きうどん、北口リンダガレージは長崎皿うどんですって。
揚げ物系はからあげ(SETO・がブリチキン。ほか)が多いんだけど、山下食堂はアボカドフリット、鶏と百合根のフリット、こごみのフリットですってよ。

そうそう、徳島のイチゴ農家「西岡産業」さんのいちごも美味なり。

 

3 フェスの楽しみ方

今年は昨年までと違って、こたつテントのぬくぬくコーナーがなくなってるので、そのぶんセンターが自由に使えるのかと思いきや、最新の会場図面によると「芝生育成中エリア」の広さよ……。ピクニックエリアは昨年より広いんじゃないかな。シート持って行きたいところですね。
トイレは例年並びます。近隣コンビニやクイーンズ伊勢丹のトイレも並びます。どうしてもヤバイ場合は、西荻地域区民センターまで行ってしまった方がいいかもしれません。あ、そうそう、この日は西荻地域区民センターで北銀座通りの拡張計画「補助132号線」のパネル展示をやっているはずです。西荻の未来予想図、ちらっと見てみるのもいいかもしれません。

あと会場にゴミ箱はありません。ゴミは持ち帰りです。
それから、昨年のラバーズフェスは砂ぼこりがすごかったんです。今年は前々日に雨予報なので、去年のようにはならない気もしますが、念のためにマスクなど用意をしておくとよいかもしれません。
西荻の駅の方にも行ってみるのもありかも。神明通りの朝市柳小路の昼市もやってます。

 

4 夜はそのまま西荻へ

歩いたら西荻窪駅のほうが近いけど、実は荻窪駅行きバスが便利……などというのはここだけの話。フェスが終わったらもちろん歩いて西荻の街へGO。ちなみにその日の喫茶ワンデルング当番は西荻案内所です。20時からOPEN。

なんとも文化祭ノリ。夜中に目が光るらしい。

 

5 西荻まち歩きアドベンチャーと西荻ラバーズナイト

フェスの新企画「西荻まち歩きアドベンチャー」は、スタンプラリー。参加店スタンプ台紙の冊子をもらって街めぐり。スタンプをあつめると景品がもらえます。3月22日まで。
もうひとつは「西荻ラバーズナイト」。3枚1,000円のチケットを購入、参加34店で「お店ならではの逸品」と交換しながら飲み歩きの企画。20〜22日。この期間中、古書音羽館の広瀬さんと西荻案内所・奥秋で、21日20時からiitocoでトークイベント「西荻で本屋を冷やかしたり飲み屋で語ったり」をやります。イベント自体は無料で上記チケットも不要。iitocoはごぼうのみたらしがおいしいです。

 

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