ソトコト5月号で紹介されました

雑誌「ソトコト」5月号「地域の編集術」特集で、西荻案内所のことを6ページにわたって紹介していただいてます。

詳しい内容は読んでいただくとして、これまでの4年でやってきたことのまとめ記事ともなっています。場所としての西荻案内所のことはもちろんのこと、西荻案内音頭、夕市での「西荻観光案内」、西荻婚、西荻観光手帖&西荻検定試験、西荻ドブエンナーレと西荻暗渠探検、西荻縄文ツアー、松庵川展、西荻ラバーズフェスなどなど。まだまだ全てではないのですが、“詰まってる”ページになってます。

最近の話題としては、ガネーシャガルさんのことも。

取材をしていただくことで、気づくこともあり、思わぬ視点を得ることもたくさんありました。あらためてお礼を申し上げます。

ところで、今年のフェス(3月19日)の写真も1枚載ってるんですよ。発売は4月5日だったわけだから、印刷・製本から配本までで実質で1週間くらい!? 月刊誌のスピード感おそるべし。……いや、週刊誌とかそれどころじゃないでしょうから……。

実は「ソトコト」登場は、これが2回目なのです。前回は2013年。まだ場所をはじめたばかりのころ。その当時の記事はいま、ウェブで読めます

 

「かがやき亭」がごはん担当者を募集中です。

西荻案内所もずーっとお世話になっていた「西荻・まちふれあい かがやき亭」さんが、諸事情によりランチ休止中。場所をつかってレンタルカフェ的なことをしたい方を募集しています。使用に際しての決めごとがややありますが、広さのわりにとてもリーズナブルで、これからお店をやりたい方などに特におすすめします。

くわしくは、下記をごらんください。

***

「西荻・まちふれあい かがやき亭」のごはんを担当してくれる方を募集します。

「かがやき亭」は、地域のいろいろな年代の方が気軽に立ち寄って食事をしたり、趣味活動をしたり、催し物もしていただいたりすることによって、様々な人と人がつながり、孤立 孤食を防ぎ、暖かな交流の場となることを願い、2010年に開設されました。7年の間に様々な人の居場所として広がりをみせています。

この度、諸事情により、運営方法を一部変更し、昼ごはんまたは昼ごはんと夜ごはんを担当してくれる方を募集することになりました。今回募集するのは、「かがやき亭」の職員やアルバイトとしてではなく、レンタルカフェとして運営してくれる方です。

もちろん、単なるレンタルカフェではなく、「かがやき亭」のコンセプトに共感し、私たちと共にこの場を作っていこうという気持ちのある方が対象です。

***募集要項***

★コンセプト……子どもからお年寄りまで安心して食べられる家庭的なお食事を通しての居場所づくり

★スタート時期(応相談)……2017年5月中旬

★日時(応相談)……月~土曜日

・昼ごはんのみの場合は、9時~13時半まで(厨房はその前・後も使用可)
・昼ごはん+夜ごはんの場合は、9時半~13時半  16時半~21時半
14時~16時はフロアーは高齢者を対象とした趣味活動のサークル(囲碁、絵手紙、手芸、歌、書道)が使用します。厨房はその間も使用することができます。
*22時には片付けた上、施錠してください。

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★かがやき亭詳細
住所……杉並区西荻北4-4-4
広さ……フロアー40㎡、厨房16㎡、他更衣室など4㎡ 計 約60㎡
客席数……32席

★使用できる設備

調理器具一式
業務用ガスコンロ
冷蔵庫
食洗器
食器類

ピアノ
プロジェクター
レジスター
電話(FAX)
オーディオ設備(CD、レコードプレーヤー、マイクなど)

など

★契約期間……最低1年間は継続できる方

但し、最初の2か月間はお試し期間とする。問題がなければ、3か月目から本契約で合計1年間の契約

辞める時は、3か月前までに申し出てください。

★使用料金

・昼、夜  150,000円/月
・昼のみ   90,000円/月
・夜のみ   90,000円/月
*1か月…25日営業の場合。光熱費、設備使用料込み。

★ごはんの内容について

ごはんの内容はお任せしますが、基本的には「一汁二菜」か「一汁三菜」のような家庭的な定食スタイルで出していただくことを希望します。食材や調味料はできるだけ安全・安心なものを使っていただきたいと思います。

★見学会について

実際に現地をみたいという方は、以下の日程で見学会を実施いたしますので、下記にお申込みください。

2017年4月10日(月)、11日(火) 14時~16時
見学会追加日程
2017年4月19日(水)、20日(木) 14時〜16時

メール件名に「かがやき亭見学希望」とお書きになり、お名前といらっしゃる日程をお知らせください。

***

以上の点を踏まえて、「かがやき亭のごはん」にご応募いただける方は、下記の内容を4月20日(木)までにメールでお送りください。拝見したうえでこちらからお返事いたします。

・現在の職業
・飲食業の経験
・なぜ、「かがやき亭ごはん」をやりたいと思ったか
・どんな料理を出す予定か
・料金はどの程度か
・(ご自身を含め)スタッフの人数

またご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください。連絡先をお知らせいただきましたら、こちらからご連絡します。応募、お待ちしております!

<お問合せ>
NPO法人 ももの会
かがやき亭担当:大井妙子
suginami-momo@r7.dion.ne.jp

(メールアドレス修正しました)

「西荻窪に活きているネパール」報告

かがやき亭にて臨時営業中の、関根橋のカレー屋さんガネーシャガル。2月17日は特別企画として、映画上映とトークイベントを開催しました。

これはかがやき亭での営業についての打合せの場に、たまたま「あなたの公-差-転」の太田エマさんがいらっしゃったことがきっかけだったのは、こちらの記事で書いたとおり。

バイキング形式の料理もあり、おかげさまで会場は満員。前半は7人のネパール人(うち5人がガネーシャガルのスタッフ)におしゃべりをしていただきました。

まずは5人のスタッフ(ブッタさん、ヤムさん、ラムさん、ヘムさん、ビールさん)たちがふだん日本でどんな暮らしをしていて、どんなことを考えてるかをお聞きするコーナーから。そろってお祭り好き、特にラムさんとビールさんは、ネパールに帰りたくなるのはどんな時かという質問に「お祭りの時」と即答していました。
「これまで日本で困ったことはありますか」という質問に、医療に関するお話をされていたのも印象的でした。お子さんの学校のこともふくめ、さまざまな面でのサポートが必要であるように感じました。

トーク後半はキマさんと通訳のサラさんが登場。キマさんは先日、お子さんが生まれたばかり。キマさんには、日本に住みながらの子育てや、ネパールのさまざまな問題などについてお聞きしました。その中で、ネパールは多民族・他宗教の国であり、お互いを尊重し合いながら共生する自分の国を誇りに思っている、というお話から、それまで静かにしていた通訳のサラさんも語りだします。

サラさんはそもそも、空手の黒帯を取るために日本に来たのがきっかけで、今は日本とネパールの架け橋として活躍をしています。ガネーシャガルのスタッフとキマさんは、どちらかというとインド寄りのヒンズー教徒なのですが、サラさんはチベット寄りの仏教徒。だから、お祭りも違うんですよ、とおっしゃっていました。

ガネーシャガルのスタッフさんたちとお話する機会が増えたこの約一ヶ月。少しずつ分かってきたつもりになっていた「ネパール」という国には、まだまだ別の側面があり奥深いということに、サラさんのお話であらためて気付きました。

後半は映画『カタプタリ~風の村の伝説~』の上映なのですが、その前に腹ごしらえ。


特製バイキング。カレーは2種。チキンカレーと、もうひとつはサグ(ほうれんそう)。サグは、肉のようで肉でないソイビーンズが入っているビーガン仕様。そして注目は、写真の一番左の器に入っているスープ。シンキという食材をつかっています。シンキというのは、ネパールの大根の葉を発酵させたのちに乾燥させた保存食。今回、スタッフさんの一人がネパールからのおみやげとしていただいたものを特別に提供していただきました。
どんな味なのか想像がつかなかったのですが、一口いただき、あっ、これはどこか懐かしい味! と思いました。高菜の漬物に似ていたのです。ネパールと日本は離れているけど、どこかでつながっている、そんなことを感じるスープでした。

そして映画の前にちょっとサプライズのお楽しみ。お祭り好きのビールさんが歌い、ラムさんが踊りはじめました。ネパールの人なら誰でも知っている「レッサンフィリリ」という曲です。ビールさんは歌が上手さもさることながら、ラムさんの踊りには艶がありました。

映画は日本人の伊藤敏朗監督がメガフォンをとった『カタプタリ〜風の村の伝説』。古くからの因習が残る村からとびだしていった少年が成長し、ネパールやカトマンズの近代化を夢見るも、幼いころに出会った人形遣いの旅芸人の少女(というか人形)に導かれるように、町並み保存の活動に力を注いでいく、というファンタジー。
失われたものは戻ってこない。どこにでも通じる普遍的な内容の作品でした。みんなで映画を見ながら、ネパール人と日本人で笑いのポイントがちょっとだけずれるのが興味深かったです。

美味しい料理と踊りと歌でもてなしてくださったガネーシャガルのみなさん、登壇されたキマさんとサラさん、そして短時間でコーディネイトしてくださったエマさんはじめ公-差-転スタッフのみなさんにも感謝! いい企画でした。

なお、この日の収益の一部は、エマさんを通じてAPFS(Asian People’s Friendship Society)に寄付することになりました。APFSは、日本に暮らす外国人住民と日本人住民の共生、また、相互扶助の関係を築いていくことを目的としたNPOです。詳細はリンク先を御覧ください。

さて今日(2月18日)はモモ教室。またリポートします。
かがやき亭でのカレー屋さんの営業は19・20日まで。限定メニューです。ぜひ足をお運び下さい。

さーて今年の農事暦は?

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毎年、農協で「農事暦」という暦をいただいています。これはJA東京中央に口座を持っているとか、一定の条件でゲットすることができるようです。私事ですが、東京暮らしは25年、西荻暮らしは10年になります。農協の口座を持ったのは西荻に来てからのこと。大家さんのメインバンクが農協だったので、それにあわせてつくりました。まさか東京で農協の口座を作ることになるとは思いませんでした。

占いのたぐいはあまり信じないようなふりをしながら、実はけっこう好きです。文字や言葉や時間や配置に秘められた意味が象徴している事柄から、一定の方向が導き出されるというのは、なかなか興味深いです。

農事暦に注目するきっかけとなったのは2011年版の「世相を占う」コーナーを、2011年の年末に再読した時でした。サラリと「津波に注意」とあったわけです。これにはちょっとこわくなった。さて昨年(2016年)版を見ますと、丙申(ひのえさる)は「火」の性で、よくも悪くも、のびる、ひろがるという年まわりだったそうです。みなさんはどうでしたか。また、「火事に注意」とのことも書いてあって、糸魚川の大火事が頭をよぎり、これまたこわくなりました。

さてそして気になる今年。2017年は丁酉(ひのととり)となります。ひのとは丙(ひのえ)につづき「火」に関連します。丙のときに広がったものがどうなるか。それが「丁(ひのと)」です。丁は、抵抗勢力旧来あったものと入れ替わり台頭する年なのだそうです。
そして酉が「醸造」に通じる、という解説があって、ほほうと思いました。酉は「発酵」の年回り。仕込みはすでに終わり、その次の段階へ向け力を静かに力を蓄える時期。また酉すなわち鶏は「おしゃべり」で「鳴く」ものでもあります。また酉は西荻の「西」に通じます(形だけじゃなく方位としても西を指します)。

そこから先は占い師がそれぞれ解釈するところですが、「農事暦」さんによると、大雨・洪水・食中毒あたりに注意とのこと。それから交流型の社会現象ブームの暗示、環境刷新の苦難、などなどということが書いてありました。

農事歴の九星占いによると、九紫火星の私は9年に一度の大盛運だそうです。ただし全て自分の力と過信すれば運気はダウン、とのこと……。

みなさま、本年もよろしくお願いします!!!!!

西荻南北歌合戦2016

2年近く前に書いた「西荻妄想プロジェクト」の中のひとつ、「西荻南北歌合戦」。この企画、寝かしすぎてすっかり忘れていたのですが、いぬんこさんが「歌合戦やろうや〜」と言い出し、ついに先日、実現しました。初回なので、個人のFacebookと口頭でのみ告知の、内々での開催といたしました。気にしてたのに声がかからなかったぞという方、(もしいたら)なにとぞご容赦下さい。

西荻の南北を分断する中央線、そこを境目にグループ分けし、住民・店主などが歌合戦をする、というのは、井荻會館の片隅にカラオケのマシンがしまってあるのを見つけて思いついたことです。あと、大宮前春日神社の秋祭りの演芸大会(その様子はこちら)の影響も大きいです。
局地的にはもりあがっても全体の一体感がないところが、良くも悪くも西荻の「持ち味」なわけですが、それをごちゃまぜにするような年末の交流イベントというのを前から考えていたのです(案内所を始める前の2012年には、井荻會館を借りて「西荻大忘年会」というのをやったこともありました)。

さて、告知開始から、あっという間に会場の定員数に達してしまい、早々に募集締め切り。そんなタイミングでいぬんこさんから送られてきた1枚の写真。

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あすか杯」です。西荻南北歌合戦のMVPに贈呈される、ということになりました。

さて、そんなわけで北口にある某カラオケ店の一番大きな部屋に、歌好きたちが集結。歌う曲がかぶらないように事前調整した上で、歌いも歌ったり、全部で45曲。

大会審査委員長のあすかさんによる初カラオケ『赤色エレジー』のあと、厳正なる抽選により順番が決められました。

トップバッターになってしまった私は、自信ありの『北風小僧の寒太郎』の出だしを、緊張のあまり二度もミスってしまい、のっけから北チームの足をひっぱります。一方南チームは、みっちゃんの『ヤマトナデシコ七変化』、喫茶店主の『天体観測』、チャンキー松本さん『硝子の少年』で高得点を連発、前半戦をリードします。後半は北も、町内会長の『夢見る少女じゃいられない』、元喫茶店主『オリビアを聴きながら(ハナレグミ)』、イラストレーターの『仮面舞踏会』で巻き返しを図りますが、南の刺客、ともくんがピアニカで参加。レギュレーションの隙をついたヨハン・セバスティアン・バッハ『シャコンヌ』のピアニカ版独奏を7分に亘って演奏、なんとこれが大会最高得点の10点をたたきだし、北チームを突き放します。
最後は北チームメンバー総出による『Hey Jude』で心を揺さぶられた大会審査委員長が、レギュレーションを無視し大量21点を進呈するも南に1点及ばず。第1回西荻南北歌合戦は、176×175で南チームの勝利となりました。

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栄えある「あすか杯」トロフィー受賞第1号は、厳正なる審査の結果、シャコンヌのともくんに決定。歌合戦なのに歌ってない人が勝つという、予想のナナメ上を行く展開でした。最後は全員で『世界に一つだけの花』を合唱するという、タイムリーでベタな展開。そのあと一丁〆で閉幕しました。

これは次回(つまり2017年末)もありそう。ひとり1曲で勝負、審査ももうちょっとだけゆるくなくして、当初の妄想通り、もっと大きな会場をおさえる必要はあるでしょうね。西荻に数十人入って大きな音を出していい場所といえば、どこらへんかしら。その時はもうちょっと大きく告知しますので、われこそはという方、次はぜひ。

ズビズバーのライブ ご報告

去る8月28日、西荻北のかがやき亭におきまして、「ズビズバーのライブin西荻窪」を実施いたしました。

龜樂四代目の西尾賢さんとettの西本さゆりさんの2人ユニットが「ズビズバー」です。今回はCD発売記念ライブ(ジャケットイラストは北林研二さん、ジャケットとライナーと盤面のデザインは奥秋圭(西荻案内所)です)。かがやき亭は実は、ズビズバーのユニット名が誕生した場所でもあるのです。つまり凱旋であります。

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入口には、急ごしらえの行灯を設置しました。外はちょうど、商店街の盆踊りをやっているところ。北林さんのやわらかい絵がふわっと闇にうかびます。(北林さんのイラストは北林研二さんのTumblrでたくさん見られます。チェックを!)

さてライブの方は、「アマドコロ摘んだ春」からスタート。時に切なく、時にコミカルに(ああ、なんという凡庸な言い方……)進行。休憩はさんで後半の一曲目は、閉所直前の3月末(たしかラバーズフェス後)に急遽つくってくださった「西荻案内所所歌」。複雑なハモリを楽々こなすあたり、さすがのコンビです(YoutubeにUPされてます)。この歌には、本当にときどき励まされています。

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ニュー楽器のオルゴリンとともに、豆奴さんも登場。さゆりさんの歌声とのコンビネーションもすばらしい。ふざけているようでいて緩みなし。

img_5588最後はいつもの龜樂「おきんたま踊り」で〆。おごそかに玉が揺れ、大団円となりました。

最新情報によると、次はズビズバーではなく西尾賢さんのユニット名「ソボブキ」として、西本さゆりさんが西荻に来るようですよ。

10月14日(金)アケタの店 20時開演2800円ドリンク付。
出演は、
西尾賢(pianoなど)
藤ノ木みか(vo/perc)
西本さゆり(歌)
松本健一(sax)
サトゥ(sax)
伊藤啓太(contrabass)

だそうです。見逃した方はこちらお楽しみに!

 

 

西荻まち歩きマップができました!その2〜NEWロゴできました

西荻まち歩きマップ2016」、街の歴史情報については、2015年版のものから大きな変化はないんです。追加点としては、暗渠の通称「松庵川」についての註釈を加えたのと「弓道吉田教場」については『弓の道』という本を参考に、少し書き加えました。
この『弓の道』という本、たいへんおもしろく、いつかみっちりと紹介したいのですが、それはまたそのうちに。松庵川については、11月開催の「西荻ドブエンナーレ」でまたもフィーチャーします。お楽しみに。

もうひとつ、じんわりと変更したところがあります。地図右上のタイトルの部分。

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この地図より、西荻案内所はNEWロゴを採用しております。
実は「合同会社」なんですよ。2013年に『西荻観光手帖』(発行=西荻窪商店会連合会/企画編集=西荻案内所)をつくっているとき、商店会からの業務委託を受ける上で「法人格」がルール上必要だったのです。それ以来ずっと(いちおう)会社だったのですが、なんだかかたくるしいからこれまで省略することが多かったのです。でも場所もなくなったので逆に入れてみることにしました。

cardロゴ右下の動物はハクビシン(曽根愛さん画)。もとのイラストは西荻案内所のショップカードより(左)。建物はすっかり解体されて更地になりましたが、ハクビシンだけがたくましく生き残ったというわけです。

あっ、そういえば3年間情報収集を続けた「タヌキ・ハクビシン目撃マップ」の成果発表をまだしてないなあ。これもそのうちに。
新ロゴ、ちょっと独特の字体ですよね。これ実は、元があります。2016年3月31日。西荻案内所最後の日、建物はどうせ解体されるんだからということで、みんなで壁に寄せ書きを書くことになったんです。そこにふらりと現れた小学生男子M君。もともと、お父様といっしょによく案内所に来てたんですが、この日はなぜか一人。

彼がペンを取り、入口床に書いたのがこちら。

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く〜っ泣けるぜ!  わんぱくなこの字、もう建物とともになくなっちゃったわけだけど、新ロゴに採用させてもらいました。ありがとうM君!

 

「西荻まち歩きマップ2016」ができました!!……の前に。

西荻の皆様、すでに入手されましたでしょうか。「西荻まち歩きマップ」の2016年版が半月ほど前に完成しました。掲載店舗は221店。今回もたくさんのお店にご賛同をいただきました。ありがとうございます。

この日誌では、数回に渡りまして、今回の「西荻まち歩きマップ2016」の旧版とのちがい、リニューアルしたところ、改善点、今後の課題などについて順次ご報告をしていきたいと思います。

その前に、
マップに訂正箇所が……ございました。嗚呼。

124番「ウォーターブルーカフェ」さん。
紙でもらった裏面文章をわたくしがタイプミスし、明らかにおかしな文面になってしまっていました。

正しくは、
北海道小麦やバター、岩手から届く卵など厳選素材で手作りされたケーキ。
楓のテーブルで喫茶もどうぞ。

です。

ウォーターブルーカフェさんには多大なるご迷惑をおかけしました。
この場を借りまして、あらためておわびします。

ところでウォーターブルーカフェさんといえば、
オリジナルケーキ〜!
誕生日や記念日用に、希望のイラストを生クリームやチョコでケーキに描いて、世界にひとつだけのオリジナルケーキをつくってくださるのです。写真からの似顔絵にも対応しているそうです。

実は西荻案内所の最後の夜に、第一期西荻ラバーズフェス実行委員会のメンバーが、おつかれさんサプライズでプレゼントしてくれたのが、ウォーターブルーカフェさん謹製の、似顔絵入りオリジナルケーキ
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イラスト原画はねもとなおこさん。第一期西荻ラバーズフェスメンバーは、人を喜ばせるサプライズが大好きで、とても上手。すてきな仲間たちでした。もちろんケーキの味は格別。ふわふわのスポンジに上質なクリームと新鮮なフルーツがぎっしり入ったおいしいケーキ。忘れられない思い出になりました。

ウォーターブルーカフェさんではお子さんのためのケーキ教室も実施されています(対象年齢5歳〜中学生)。夕方に前を通りがかると、ときどきやっているのが見えて、とっても微笑ましいです。くわしくはウォーターブルーカフェさんのウェブサイトを見てくださいね。
http://waterbluecafe.jp/

日帰り諏訪の旅

西荻案内所日誌、西荻のことはさておいて旅日記になってます。すいません。今回はチャンキー松本さんといぬんこさんを誘って、長野県の諏訪地方に行ってきました。運転免許を取得したばかりのチャンキーさん、私もそうですけど、東京にいると運転機会がないですから、いざというときに不安ですよね。それを払拭するための運転練習も兼ねてます。神社に行って、諏訪湖を見て、そばを食べ、温泉に入って、無事帰ってくると。そういうプランであります。

諏訪といえば、古事記の国譲り神話にも出てくる古い地名です。
天照(アマテラス)大神傘下の「愚連隊」筆頭・武甕槌命(タケミカヅチ)が、シマを仕切っていた大国主(オオクニヌシ)神に向かって「ワレ、ちょっと国をゆずってくれんかのう」と理不尽な要求をします。そこで腕に覚えのある大國主の息子・建御名方命(タケミナカタ)がタイマン勝負を仕掛けます。ところがどっこい、武甕槌命はキラリと光る物騒なものを隠し持っていたんですね。こりゃいかん殺られるぞと、タケミナカタが逃げた先が諏訪だったというわけ。

チャンキーさんたちは旅芸人のように日本のあちこちから呼ばれて仕事をしているのですが、その場所が鳥取だったり佐渡だったりと、いわゆる「裏日本」が多いんです。鳥取県大山町では2ヶ月滞在してアニメをつくったりもしていて、その縁で西荻案内所で大山町の物産販売をしたこともありました。鳥取の隣が出雲のある島根。鳥取にも神話にゆかりのある場所が多いです。大山町に行った時、家の瓦にエビスの顔がはめこんであるのが印象的でした。国譲り神話のもう一つの話に出てくる、事代主命(コトシロヌシ)。諏訪の神、タケミナカタとは兄弟なんですよ。エビス=コトシロヌシですので、今も自然な形で崇敬を集めているんでしょうね。国つ神のいる諏訪と鳥取、どこか似ているところがありそうと思っていた次第。

で、「諏訪に行きましょうよ」とチャンキーさんを誘ってみたら、「おおっ来たな!」と驚いてるわけです。どういうことなのかというと、写真家のMOTOKOさんからつい最近、「諏訪に行って下さい!」とダイレクトメッセージが飛んできたばかりだというんです。
というわけで、諏訪の神様に呼ばれるように、私どもは早朝に西荻を出発しました。

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諏訪は地質的にも「日本のへそ」みたいな場所です。東西をわける中央構造線と南北を分ける糸魚川静岡構造線、日本を代表する2つの地質境界が交差するのがこの諏訪です。そんな場所にタケミナカタが逃げこんだのにはたぶん何か理由があったはず。それについてはあとでちょっと考えるとして、ともかくタケミナカタとされる集団が、別の集団に追われてここにたどり着いた、という経緯が実際にあったのでしょう。

さて、その諏訪でチェックすべきものナンバー・ワンが諏訪大社。諏訪大社って4つもあるんですよ。知ってました? 上社・下社とあって、それぞれ、本宮・前宮、春宮・秋宮と分かれている。なんで4つもあるのかはさておいて、諏訪大社の神様は言うまでもなく建御名方命。はるばる出雲からやってきて、今はこの地で敬われています。
この4つもある諏訪大社のどこに行ったらいいのか。全部回る時間はないのでどこか一箇所または二箇所に決めねばなりません。そりゃあ、名前からしたら「上社本宮」がいかにもメインっぽいですよね。そこで、写真家のMOTOKOさんからタレコミ情報再び。「ともかく行くべきは上社前宮!」……言われるままにナビを上社前宮にセット。ビール工場と競馬場の間をぬけ、中央フリーウェイを西へ向かう西荻案内所一行です。

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諏訪に着きました。諏訪大社上社前宮は、ピカピカの御柱に囲まれていました。つい先日、数えで7年に1度の御柱祭を終えたばかりなのです。境内には欅の巨木が多数あり(本殿裏の巨木はすさまじい立派さでした)、御柱がつくる結界とともに、神域の空気を引き締めます。

MOTOKOさんが上社前宮をお薦めしたのは、「ここが一番、縄文の習俗を残しているから」という理由でした。諏訪地方というのは縄文時代の遺跡が多数あるんです。
でも神話の世界って、縄文よりずっとあとの時代を指してますよね。今回は実は、そのあたりのことが気になってたんです。そもそも諏訪に興味を持ったのは諸星大二郎『暗黒神話』でした。あの中でタケミナカタは異形の怪物として登場します。諏訪大社は、もともと諏訪にいたミシャグジという蛇の神様を祀っていたものともいわれています。『暗黒神話』に出てくるタケミナカタは明らかにミシャグジをイメージさせるもので、諸星先生はミシャグジ=タケミナカタというフレームをつくっていました。

ところが、現地に行くとちょっとニュアンスが違うんですよね。上社前宮のあとに行った、今回の事実上の目的地、「神長官守矢史料館」で教えてもらいました。

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神長官というのは、諏訪大社の神事を司る重要なポジションで、守矢さんは代々その神長官を受け継いで来た家です。明治時代に国家神道の方針で、神長官の世襲はなくなります。天皇家に準じた系統を持つ家柄を排除していくという方針があったんでしょうね。

もともと守矢さんは、そもそも諏訪あたりを仕切っていた「洩矢神」を祖先に持っているとされているのです。洩矢神って誰?古事記に出てこないんですけど……。

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上社前宮の最重要神事が4月15日に行われるという「御頭祭」。75頭の鹿の首や、串刺しにした兎を神饌として供えるのですが、神長官守矢史料館はその様子を再現しています。多くの神社が「農耕儀礼」であるのに対して、確かにこれは狩猟=縄文

館内で説明をしてくださったガイドさんの話を聞いていると、この地にもともといた洩矢の神がタケミナカタの神とモメて、結局洩矢の神はタケミナカタの配下となったという話があるんだそうです。タケミナカタは出雲から農耕をもたらしたんですよ〜という説明をスラスラとしていて、神話を完全に史実としてとらえていることに少々驚きました。

ちなみに、このディスプレイや建物は、守矢さんの隣に住んでいたという建築家の藤森照信さんによるもの。すぐ近くには照信さん作の有名な茶室もあったのでついでに行ってきました。

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この「高過庵」、御柱をイメージしているのでしょうね。2本の木だけで支えられているんです。ここと神長官守矢史料館の間に、超重要神社がありました。

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御左口神社。そう、ミシャグジ神社なのです。鹿の角や頭の骨がお供えされていました。つまり、ミシャグジとは洩矢の神さまのことであり、もともとこの地にいた縄文の神だったのです。諏訪大社で一番古く、縄文を髣髴とさせる最重要神事を擁する上社前宮の祭神は、本当は誰なのか。……おっと、これ以上言うのはやめておきましょう。

***

見晴らしのいい山の上のそば屋で腹ごしらえ。

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このあとどこに行くか、暑さをしのぐために途中で寄った、その名も「エスケープカフェ」で作戦会議。せっかく縄文方面の見聞が深まってきたから、そっちの方向で行くことにしました。目指すは茅野の尖石縄文考古館

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ここには国宝土偶が2つもあるんです。ひとつがこの通称「縄文のビーナス」。たっぷりとデフォルメされたボディ。数千年前の作品とも思えぬフォルムの抽象加減。「歴史」に残らぬ豊かな文化がそこにあったんだということを、力強く示しています。

IMG_4394こんな遊び道具もあったんですけど、やけに難しいんですよね。模様の複雑さがそうさせているのだと思います。

IMG_4377いや、馴染みすぎでしょ! 縄文生活を実践している現地スタッフかと思いました。記念撮影?コーナー。

IMG_4373さり気なく展示されているこの土器、どこかで見たことがある!

IMG_1995井草八幡宮所蔵のわれらが顔面把手付釣手型土器にそっくりです! 分類としては極めて近い土器が西荻と諏訪のどちらもで出土しているんですよ。もうまちがいなく、大昔のつながりがあったのでしょう。ざっと5000年前の話です。
この尖石縄文考古館には、黒曜石もたくさん展示してありました。黒曜石は石器の材料で、簡単に鋭く加工することができ、鏃などで使われました。ここで採れた黒曜石をつかった石器は、西荻でもたまーに出土するんです。黒曜石って日本国内でもごくごく一部でしか採掘できないんですね。つまり大昔の諏訪の人びとは、貴重な黒曜石を使って交易をしていたのでしょう。それがもとで豊かな文化が花開いたと。
そこにタケミナカタがやってきたんです。おそらく金属製の武器を持って。文献はなにも残ってないけど、物が語る。
地質学の方はぜんぜんわからないのですが、2つの地質境界がまじわっていたから、黒曜石がいっぱい採れるということなんでしょうか。詳しい人にきいてみたいところです。

このあと、近くの「尖石温泉縄文の湯」にさっとつかり、山奥のシャレオツなパン屋でパンを買って、高速を東へ東へ。無事に西荻に戻りました。

せっかくだから車で行く店でごはんを食べようと選んだのが、善福寺の「くら寿司」でした。初体験でしたが、洗練されたオートマチック機構にびっくり。ははあ、これは行列ができるわけだ。大昔をめぐる旅の最後はなぜかSF的回転寿司で〆。寿司屋でカレーうどんやラーメンを食べながら、呆然と旅の余韻にひたる一行でありました。(おわり)

山形に行ってきた(8)羽越本線で栃餅を食べながら本を読む

(前回まで)骨董店・木土藍楽の渡部さん(ナベさん)の仕入れに便乗して山形へ。温海温泉から東京に戻ります。

今回が最終回。ここまでのまとめです。

山形に行ってきた(0)旅行計画
山形に行ってきた(1) 聖地に近づくその1
山形に行ってきた(2)「旅のロマン」を求めて
山形に行ってきた(3)勝負師、北へ
山形に行ってきた(4)瀬見温泉の喜至楼その1
山形に行ってきた(5)喜至楼その2〜五月雨最上川
山形に行ってきた(6)聖地に近づくその2
山形に行ってきた(7)温海で和亀捕りのおばちゃんに出会う 

IMG_3100今日はあつみ温泉駅から東京に戻ります。
新庄までもどり、それから山形新幹線に乗るのもあるのでしょうが、戻るよりは前に進もうというわけで、羽越本線で新潟方面へ向かうことに。
温海温泉からほど近い「鼠ヶ関」に、よさげな灯台があることは事前調査で知っていたのですが、加茂水族館で灯台ハントをしてしまったので、今回は通過。
到着した列車は二両編成、前と後ろで色違いになっていて、前には男子学生、後ろには女子学生ばかりがなぜか乗っており、それぞれおそろしくにぎやかでした。朝の陽光に照らされきらきら光る日本海を見ながら、列車は新潟方面へ。奇岩が連続する「笹川流れ」を過ぎたあたりでしょうか、景色を見ているうちにだんだん眠くなってきました。気づくと女学生たちは全員下車し、車両には私たちだけになっていました。
村上駅が終点。乗り換えに30分以上あるので、ぶらり途中下車です。

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駅前にステキ案内所あり。筆字の看板、昔ながらの商家建築で、屋根には太陽光パネル、隙がありません。案内所を見つけたらもちろん「視察」です。ここで本を買って再び列車へ。

今回の旅ではいくつかの本を事前に読んで事前調査しました。また、旅の途中で購入した本もあります。それから、「これは読んでおけばよかったな〜」という本もいくつかありました。ちょっとここらで、山形県を知るための本、旅で出会った本をまとめておきます。

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山形を知る本

okunoまずは、読んでおけばよかったなあと思った本。

東北旅行の大先輩、松尾芭蕉先生の「おくのほそ道」を挙げねばなりません。山形を知るための最重要文献その1です。

そこかしこに芭蕉の足跡があり、これを事前に読んでおけば、10倍は旅が楽しめたんじゃないかと思いますね。ナベさんが嘆いておりました。「芭蕉が最上町で詠んだ句、『蚤虱馬の尿する枕もと』ってのがあるんだけど、宿でぞんざいな扱いを受けたことが記録として残っちゃってるんだよね。こんなことだったら、もうちょっといいところに寝かせてあげればよかったのに……」。何百年も読まれ続ける古典にログが残るってのはおそろしいことです。

 

okuchiもうひとつの最重要文献は、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」。実は鞄の中にひそませていたのですが、読む時間がありませんでした。

本来なら日本人が残しておくべき事柄なのでしょうが、近すぎてその大切さがわからんのでしょうね。結局「よそ者」がまとめたこの紀行文が当時を知る一級史料になっています。読んでおくと、かなり見えるものが違うのではないでしょうか。次に山形に行く時までには読んでおきたい一冊です。

 

 

onsen瀬見温泉の「喜至楼」の写真を個人アカウントでUPした時に教えてもらったのですが、つげ義春がこの「つげ義春の温泉」のなかで喜至楼をイラストにしているんだそうです。まだこの本自体を手に取っていないので、詳細がわかりませんが、近々入手したい一冊。

「ゲンセンカン主人」なども温泉地が舞台でしたし、漫画作品のほうも再チェックしておいて損はなさそうですね。

 

 

 

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結局事前に読めたのはこの一冊だけ。司馬遼太郎「街道をゆく10 羽州街道」。とはいえこの本がカバーするのは主に米沢。米沢藩の士族たちのことが、例の如くの博覧強記、司馬遼太郎節全開で書かれています。今回は米沢方面にいかなかったので、ちょっと的を外してしまったかもですが、そっち方面に行くならチェックしておくと楽しめるでしょうね。

 

 

 

yamabusi坂本大三郎「山伏ノート」。坂本さんは若き山伏として活躍中。西荻窪のおとなり、荻窪駅近くにある有名カフェ「6次元」でトークショーもされていました(タイミング悪く行くことができなかったのですが)。

この旅行記の3回目「「旅のロマン」をもとめて」の回で立ち寄った山形市七日町のとんがりビル内ショップ「十三時」の経営者でもあります。私たちが行った日もレジにいたのは坂本さんでした。この時「十三時」で購入した本も、とってもオススメ。

 

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山形をいく REDISCOVER YAMAGATA」(みちのおくつくるラボ編・平澤まりこ絵)がその本。山形に生きるさまざまな方の「STORY」が綴られ、美しい写真と平澤まりこさんのイラストが添えられています。判型もかわいらしいです。この本は「山形ビエンナーレ〜みちのおく芸術祭」の時に発行されたものです。ビエンナーレは2年に1回。今年10月ころにまた芸術祭があるそうですよ。

その下にあるのは途中下車した新潟県村上市の観光案内所で入手した「むムm むらかみのごくごくふつうのくらしをならべてみました」という本。村上の特徴を「町」「家」「食」、そして「鮭」と「茶」という5つのカテゴリーに分けて紹介しています。イラストもきれいで見やすく、図鑑のようで、なにより村上を愛している人たちがつくっているんだということをひしひしと感じることができる、すばらしい本でした。わたしらがつくった「西荻観光手帖」のコンセプトにも似ています。いろんな地域でこういう本ができたらまず買うなあ。村上に行く人はまず、観光案内所でこれを買ってください!

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さて、その観光案内所で、村上名物の紅茶(のペットボトル)を買い、新潟までの電車で、温海温泉で買った栃餅を食べました。

IMG_3112栃餅は、やわらかく、中のあんこはやさしく甘く、栃の独特の味わいもあって、とても美味しいものでした。たくさん入っていたので、残りは明日の朝に食べようと西荻まで持ち帰りましたが、翌日にはもうすっかり固くなっていました。西荻でもちゃんと毎日お餅を搗いている和菓子屋さんの大福は、翌日固くなってしまいますよね。一日経った栃餅をかじりながら、毎朝ちゃんと栃餅をつくっている、山形のあの小さなお店のことを思い出しました。(「山形に行ってきた」終わり)