【妄想プロジェクト】西荻暗黒神話

元ネタはもちろん諸星大二郎先生の『暗黒神話』です。

井草八幡宮に収蔵されている縄文土器「顔面把手付釣手型土器」の奇妙な造形。どうやら祭祀の時に中に火を灯したものなのだそうです。
中に実際に火を灯したらどんな影が壁に映るのか……そんな妄想から思いつきました。

遅野井(善福寺の旧名)地名由来の頼朝伝説、別の遅野井地名由来説には恐猪(おそのい)というのもあるそうです。恐ろしい猪がいたのでしょうか。なんとも意味深。先述の顔面把手付釣手型土器に描かれた獣の面は、一説によると猪の顔なのだそうです。ふだんは渡れない善福寺公園上池の弁天島、市杵島神社、かつてあったという伝説の善福寺、それと関係がありそうな善福寺稲荷、「美濃」との関係、そこに近代の内田秀五郎村長による区画整理事業(魔法陣!)もまじえつつ、これらのパーツを組み合わせて、一本の筋道をたどった西荻版『暗黒神話』が紡ぎ出せそうな予感……。だれかやらないかなあ。

西荻の雑草を食べる会

別に「西荻の」である必要はないのですが。
先日、善福寺公園で「7月7日に水辺で乾杯」の会というのがありまして、そこに行きましたら、ある方が雑草でつくった料理を持ってきてくださいました。名前も知らぬ雑草のうまいこと! そんじょそこらに生えてるものが食べられる! この感動を分かち合いたいと思いました。

この方いわく、「もし東京に大地震が来たら、その時には野菜の流通が麻痺する。そしたらビタミン不足になるでしょ。その時に何を食べたらいいか? 雑草でしょう!」……なるほど! 雑草道を進む方の言葉には説得力があります。幸い先日、犬猫のお散歩ルートではなさそうな、雑草エリアを善福寺で発見。実はすでに、雑草をとりに入ってもいいか地主さんに交渉済み。あとは日取りを決めるだけです。今ならアカザという草がいっぱい生えてます。現在、雑草先生に打診中。

【妄想プロジェクト】復活お神輿

一部の商店街では、秋祭りに出すお神輿の担ぎ手がいなくなって、その日に神酒所にもってきて飾るだけになっているという、ちょっとさみしい情報をききつける。
そこで、お神輿の担ぎ手を募集し、復活させる計画。ちなみにお神輿一基には30人は必要とのこと。なかなかハードルは高いですが……。

臨時の地方アンテナショップin西荻案内所

鳥取・大山や、佐渡などなど、地方で町おこし活動をしている方々とのつながりができてきたので、その人たちに、西荻案内所で期間限定のアンテナショップをやってもらい、地域の物産品等を販売する。活動を紹介するトークショーや、移住検討者向けの説明会などもよいかと。
その際の問題は宿泊施設。

復活!まるを講(西荻富士登山隊)

西荻に富士山があるのをご存知ですか。

井草八幡宮の北側、駐車場の敷地のところにいわゆる富士塚があります。これはもともと、井草八幡宮の境内にあった富士塚が神社の改修にともない移築されたもので、この辺り一帯に「まるを講」という富士山信仰があった名残です。まるを講というのは正確には、◯の中に「を」を書いてまるを講といいます。この「を」というのはこの辺りの旧地名である遅野井(をそのゐ)から取っているという説が有力です。今も神社内に当時の信仰の名残を示す石灯籠(区文化財)があります。また、年に一度しか開かない文華殿(神社の宝物殿)には、北口本宮冨士浅間神社の境内図が収蔵されています。

この富士講は、上井草村(遅野井村)から出て、吉田口(現・富士吉田市)の槙田家という御師の家(富士講の宿坊)に泊まり、そこから富士山へ登頂しました。「先達」と呼ばれる講のリーダーが木花咲耶姫の像が納められた厨子を背負い、頂上で厨子を開けて祈祷し新たなエネルギーをもらう、というようなことが講の一連の流れです。この地域の富士講は戦前にはだいぶ下火になっていて、現在その記憶のある人もかなりわずかなようです。

話がちょっとかわりますが、先日、この槇田家の槇田さんにお会いする機会を得ました。現在は富士吉田の槇田家(伝室町時代築の超絶古民家!)にお住まいなのですが、なんとなんと槇田さん、ほびっと村プラサード書店を作った人だったのです。長本兄弟商会のナモさんのトークショーで司会をしていたのが槇田さん。

槇田さんも西荻時代には善福寺に在住。当時は井草八幡宮に自分の家とゆかりのあるものが存在するということは全く知らなかったそうです。富士吉田出身の私と槇田さんが出会ったのも何かの縁。あるいは木花咲耶姫の導きか?

これは富士講復活!……はさすがに無理ですけど、先人たちの足跡をたどりながら、富士登山隊を出せたら面白いんじゃなかろうかと思っています。
ここ最近の富士登山はほぼ、バスやマイカーで五合目まで上がりますが、古式に則り、吉田口登山道を北口本宮冨士浅間神社から上がっていきます。私も三回登りましたが、下から登ったことは一度もありません。

西荻で縄文式土器を探す会

税法が変わるせいか、最近、宅地開発や古い建物の取り壊しが多いですよね。土を掘り返している工事現場をみるたび、私が思うのは「もしかしたらここ、縄文式土器が出てくるんじゃなかろうか」ということです。

博物館で見たんですけど、一見したらただの植木鉢のかけらみたいなもんなんですよ。工事現場の人たちもきっとあまり気にしてない。特に善福寺池、善福寺川沿いには出土も多く、縄文時代の集落があったようです。土器もまだまだ出てくるんじゃないでしょうか。とあるお蕎麦屋さんから「小学生のころに友達に家に行って、庭でよく縄文式土器を拾って遊んだもんだよ(遠い目)」という回想を聞き仰天しました。私も拾いたいっ! 地権者の許可を得たらできるのかしら。そして見つけた土器は自分のものにしてもいいものなのかしら……。

西荻樹木見学ツアー

私が約9年前、住む場所を西荻に決めた理由は、マンションの敷地内にケヤキの巨樹があったからでした。この西荻には、埋め立て地にはぜったいになさそうなケヤキの巨樹、宅地になっても大切に残されている桜並木、いにしえの武蔵野を彷彿させるワイルドな屋敷林、しっかりと手入れされている庭木や垣根があります。

専門の方に解説をしてもらいながら、西荻の樹木を見て回るツアーはできないものかと考えてます。

(2015/6/20追記)7/18にツアー決定。
(2015/7/22追記)ツアー継続。西荻南・松庵・桃井・今川方面にも行きたい。

【報告】第2回西荻検定試験

さる5月23日(土)、ハロー西荻でにぎわう西荻の町の傍らで、「第2回西荻検定試験」が行われました。

IMG_2713前回2014年1月と違って有料だったこともあり、けっして受験者は多くなかったのですが、それでも真の西荻好きのみなさんが参加してくださいました。ありがとうございました。その中から今回は7名の合格者が出ました。うち1名は前回3級だったのが2級に昇格。おめでとうございます。西荻検定取得者はこれで36名となりました。

内訳としては、70点以上の3級が5名。80点以上の2級は2名。90点以上の1級は今回残念ながら出ませんでした。何人かは1回目の検定試験で涙をのんで今回ついにリベンジを果たすことができたとのこと。果敢なチャレンジに敬意を表します。

会場は、前回と同じく井荻會館。やはり西荻検定にはふさわしい会場ですね。もちろん試験問題にも井荻會館に関する問題が出ました。

問:井荻會館に関する以下の解説の空欄( イ )( ロ )に入る語句の正しい組み合わせはどれか。

井荻町町長だった( イ )をはじめとする地域の人々が共同で建てた集会施設。中には畳敷きの大広間があり、毎月第4日曜日の「手しごと市」、年2回の「骨董好きまつり」などで活用されている。入り口上部に井荻町章をかたどった( ロ )がある。

1)イ・山田宏    ロ・パンテオン
2)イ・内田秀五郎  ロ・パルメット
3)イ・内田秀五郎  ロ・メダリオン
4)イ・井口杢右衛門 ロ・ステンドグラス

……わかりましたか?(イ)はもちろん内田秀五郎さん。山田宏さんは前杉並区長。井口杢右衛門さんは大宮前新田開発にからむ江戸時代の人。(ロ)の正解はメダリオン。当時の左官職人の手によるエンブレム装飾です。パルメットは洋館の屋根に鬼瓦のようについている装飾瓦のこと。西荻観光手帖を熟読された方なら大丈夫だったかと思いますが、もし知らなかった方は、今度井荻會館に行った時には、入口上部にある装飾をチェックしてみてくださいね。

「西荻観光手帖」も「西荻検定試験」も、小さなこの西荻をどれだけ楽しめるか、ということを主眼にやっています。連休にはいつも観光地へ遠出をするような住民のみなさんが、「今日は地元でいいや」と思うようになってくれたら、その人たちが、西荻外に住む友人たちを西荻に招いていろいろ案内をしてくれたら、それだけでじわじわと西荻の魅力が浸透していくと思います。だから、すぐになんらかの結果が出るわけではなく、長いスパンを見据えています。

「西荻観光手帖」のキャッチコピー「西荻は観光地ではありません」からもわかるように、もちろん観光地のにぎわいと殺伐を西荻に持ってきたいわけではけしてありません。一住民として吉祥寺のような都市化を望んでいるわけでもありません。また、一発の打ち上げ花火のような派手なイベントで得られたにぎわいのあとには必ず空虚な時間が訪れることを私たちは知っています。

自分たちが住む場所を、いつもとは視点を変えて「観光地」であるかのように楽しむことができたら、それだけで日々は十分豊かになる。さらなる愛着も沸いてきます。町のいいところをみんなで共有しながら、ゆったりとしたにぎわいが創出されていけば、地域史を切断するような再開発話も出る幕がなくなるでしょう。

「西荻観光手帖」が取り扱う内容が「西荻検定試験」のテスト範囲になっていますが、もちろんそれは西荻の全てではありません。小さなこの町は、まだまだ奥深く、たくさんの魅力があります。次回の西荻検定試験実施時期は未定ですが、その前にまず「西荻観光手帖」の増補・拡充をせねばなりません(つまりテスト範囲が増えるということです!)。

ひきつづき、西荻案内所の活動をお見守りくださるよう、よろしくお願い申し上げます。

西荻地域通貨「ニシオギニー」計画

一時期流行った「地域通貨」を西荻で。
当初は普通の地域通貨をイメージしていたのですが、肖像となる西荻の偉人を誰にしようかというあたりでちょっと違う方向を模索しはじめました。井荻村長の内田秀五郎さんが第一候補ですが、地域の尊敬も篤い丹波哲郎さんも候補に。
仮に丹波さんだとしたとき、額面が「0円」(「霊」だけに)だったら斬新、というのを思いつきました。「ご自由にお持ちください」文化の根づいている西荻だけに、貨幣価値を転倒させる地域通貨もおもしろいかも?
そのときの運用の詳細は……まだ考えてません。

西荻タワー計画

2014年4月1日(エイプリルフール)にtwitter上で行った、実際には存在しない「西荻タワー」について、みんなで語ったイベント?の延長版。西荻タワーの思い出を語る地域住民からのコメントやインタビューを中心に、西荻タワーの歴史、仕様・設計図、西荻タワーに触発された創作(絵画や小説など)について、昭和の趣きあるタワー土産の制作、当時働いていた人(エレベーターガールなど)のインタビュー、エレベーターガールの衣裳再現、タワーからの眺望鳥瞰図、西荻タワーがでてくる映画の映画評……などで構成された冊子の作成。もちろんすべて妄想。町の人たちと想像を共有することを楽しみながら、町の未来像やこうあってほしいイメージのブレインストーミングにもなるかもしれない。
※「西荻タワー」の元ネタはもちろん、やまだないとさんの「西荻カメラ」(杉並北尾堂)です。