【妄想プロジェクト】第1回オギリンピック

東京オリンピックの狂騒からはなるべく距離を取りたいなあ、と、ピョンチャンオリンピックを日々楽しく見ながらも思う昨今。

来たる2020年に向け杉並区では、ビーチバレーコートの新設という、もはやギャグとしか思えないアプローチで東京五輪に参画していく予定。そんなことよりも、地域の親睦を目的とした「東京オリンピック開催記念 第1回オギリンピック」を開催するのはどうでしょう。

出場は「オギ」のつくエリアのみなさん。西荻北・西荻南・上荻・南荻窪・井荻などなど。
競技は運動会でおなじみのパン食い競争をはじめ(パンはもちろん区内の有名店で調達)、杉並にちなんだ競技が行われます。

平昌五輪のスキースロープスタイル・フィンランド代表のコーチが、緊張感高まるスタート地点で編み物をやっているのが話題になっていますが、オギリンピックなら、編み物それ自体も競技になる可能性を秘めています。編みのスピードのみならず、目の美しさ、技の正確さなどの総合力が競われます。編み物だけじゃなく縫い物もいけそう。それから、篆刻、陶芸、金継ぎなんてのも、やりようによっては競技化できるのでは。やがて数年後にコロコロコミックや少年ジャンプで編み物マンガが連載されるようなことになれば、選手層の厚さも増していくでしょう。

……全くバカバカしいと思うでしょうが、海のない杉並区に億単位の金をかけてビーチバレーコート(しかもオリンピック時限定ではなく常設なのだそう)をつくるよりよっぽどマシじゃないかしら。オリンピックが終わったあと、どうするんだろ。巨大なノラネコトイレと化するのでは? これって区議会の賛成多数を経て、もう実際に動き出している計画なんですよ。ビーチバレーより編み物人口のほうがぜったい多いって。ビーチバレーはあきらめて、杉並区はニッティング競技とソーイング競技に舵を切るべし!

2018年7月8日追記:

井草川を題材にしたすごろくをつくるというプロジェクトが立ち上がっていて、そのメンバーから、すごろくをオギリンピック正式種目に!との熱い声が届きました。もちろんなんでもOKです。

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