The Letter from 西荻案内所

以下文面は、これまで名刺をいただいた方などに一斉送信をしようと準備していたのですが、さまざまな準備作業におわれ、出せなそうな気がしてきたので、ここに転載しておきます。
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※西荻案内所ほかで名刺をいただいた皆様にBCCにてお知らせしております。
まだまだ寒い日が続きますが、春の兆しも見えてまいりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。SNS等ではすでにお知らせしておりますが、西荻案内所は本年3月31日をもちまして閉所することと相成りました。3年の短い期間ではありましたが、ご愛顧ありがとうございました。あと15日となりましたが、最後まで駈けぬけるつもりで、みなさまに、最初で最後のお知らせをいたします。3月20日日曜日は、杉並区立桃井原っぱ公園にて、「西荻ラバーズフェス」(入場無料/10時〜17時)を開催します。テニスコーツさんや青葉市子さんなど西荻ゆかりのミュージシャンがステージ出演する西荻初のフェスには、西荻エリアの店舗ばかりだけで約70店が出店します。西荻案内所は、実行委員会設立当初から関わってきました。実行委員会には商店主だけでなく、多くの地域住民が参加し、日々「西荻のいいところを表現するにはどうしたらいいのか」を話し合いながら、準備を積み上げてまいりました。当日は野外でこたつ「ぬくぬくエリア」や、屋台村、多彩なステージコンテンツで、みなさまをお迎えします。

西荻案内所では、ステージの演し物として、「西荻案内音頭」のメインバンド「西荻オールスターズ」が出演します。案内所メンバーのチャンキー松本をボーカルに、いつものミュージシャンが集結します。出演は13時半過ぎの予定。

もう一つのステージのほうでは、西荻案内所プレゼンツのコンテンツが2つあります。ひとつは「ロストリバー・ハンティング〜暗渠道入門」。ステージで20分程度のミニレクチャー(知る人ぞ知る暗渠クイズ「暗Q」など?)からの、周辺暗渠ミニツアー(100分くらい予定)となります。ツアー参加希望者は先着順で予約優先。ミニレクチャー開始は11時15分ころ予定。予約は西荻案内所まで。
もう一つは「西荻と本と本屋に関するよもやま話」。漫画『草子ブックガイド』の作者・玉川重機さんと、杉並在住の女優・野村佑香さん、詩人の田中庸介さんの3人で、西荻と本のことについておしゃべりするトークタイムです。こちらの予定時間は14時40分ころ。

また、西荻案内所も出店します。この日に発売する小冊子「西荻式ダイエット」は、弊社編集の「西荻観光手帖」に挟み込めるアイレット綴じを採用。「西荻観光手帖」の続編がまさかダイエットの本になるとは思いませんでした。また、西荻案内所とのご縁で、はるばる徳島や隠岐からも出店があります。

西荻ラバーズフェス関連企画として、「西荻24人のイラストレーターズ展」を、3月31日まで開催しています。西荻にゆかりのある24人のイラストレーターが、24軒のお店でそれぞれ作品を展示中。これまでの西荻案内所でできたご縁を総動員して、作家とお店のマッチングを行い、それぞれたいへん精度の高い展示となっています。
24人の作家は今回の展示のために、描き下ろし作品を描いています。テーマはもちろん「西荻」。作家たちの西荻愛がつまった絵はがきは、各店で販売しています。なお、3月20日のフェスには本展のブースができるほか、3月26日と27日には西荻北のGallery cadoccoで、一堂に展示します。お見逃しなく。
現在、中央線中野〜西荻窪の各駅に設置された「なみじゃない、杉並 あるあるラック」には、「西荻LOVERS MAP」という、本展をめぐるためのマップを無料配布中です。このマップは、西荻クーポンブック「西荻Bonne」の案内地図ともなっています。

さて現在発売中の「西荻Bonne」、一般的にクーポンブックは安価な造りのものが多いのですが、今回作成するにあたっては、写真はなるべく撮りおろし、デザインをすっきりさせるなど、「自分たちが手にしたくなる」本となることを目指しました。約80店のご参加をいただき、写真は主に西荻在住プロカメラマン、デザインは西荻在住デザイナーにより、どちらも西荻ラバーズフェス実行委員のボランティアです。西荻の精鋭の手により、一歩も二歩も上を行くクーポンブックになったかと思います。クーポンの利用可能期間は4月30日までです。

西荻ラバーズフェス後の西荻案内所は、3月22日より28日まで、『暗渠マニアック!』著者の吉村生さん、高山英男さんをお迎えし、最終展示「西荻暗渠 松庵川展」を開催します。いまから40年ほど前に暗渠化された名も無きドブ川に、市井の郷土史家により「松庵川」という名がつきました。松庵川の痕跡(橋桁や蓋など)は西荻南や宮前を中心に現在も残っていますが、正式な記録としては、そもそも川の扱いではなかったので大変に乏しいのが現状です。それを吉村さん、高山さんが、ドブの記憶を持つ近隣の方々などに取材して、丹念に拾い集めた成果を発表します。

記憶となった川をたどる展示を、消えゆく西荻案内所の残りわずかな時間で開催することが、まちの未来へとつながるものであると確信をしております。最終的にどのようになるかは私もわかりませんが、ぜひお時間ありましたら西荻まで足をお運びいただけましたら幸いです。
長文失礼いたしました。

西荻案内所
奥秋圭 奥秋亜矢 チャンキー松本 犬ん子 渡邉恵子

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