西荻婚2 @井荻會館
もう先週のことですが、西荻手しごと市や西荻骨董好きまつりの会場として知られているレトロ公民館「井荻會館」で、2組のカップルの結婚お披露目パーティーを開催しました。言わば 西荻婚2 です。
畳敷きの大広間がいまどきとっても貴重な井荻会館ですが、管理人さんから「昔はここで結婚式もやったのよ! 私の結婚式もここだったのよ〜」と聞いたのをきっかけに、2013年に「西荻婚」があったのは、もしかしたら記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。その時の様子は日経電子版などで紹介されています(記事:「西荻婚」町ぐるみで祝福)。
さて今回のカップルはさくらいようへいさんと曽根愛さん、そして山田有浩さんとねもとなおこさんの2組。西荻案内所の準メンバー。さくらいさんは『西荻観光手帖』の歴史ページのイラストを描いた歴史好きの暗渠好き。愛さんには西荻案内所のロゴになっているハクビシンの絵を描いてもらってます。二人とも日頃からめちゃお世話になっているイラストレーターカップル。
山田有浩さんは舞踏家で、西荻案内所の備品だった大きな金盥を「公演で使うから」と借りていったことがあったっけ。なおこさんは手しごと市のちらしなども手がけいているイラストレーター。聞いたらどちらのカップルも、どどーんと披露宴とかをする予定はないんだって。それならば!と、井荻会館を借りて久しぶりの結婚パーティーとなりました。
2013年の時よりはかしこまらない感じを 心がけ、ドリンクは持ち寄り(食べ物の持ち寄りも歓迎)に。70人くらいになったのかな。お食事はcopo do diaさんによるケータリングをメインに、茶舗あすかさんが亀有の捏造伝統料理・玉子巾着おでん(クックパッドのレシピはこちらです)などを用意。受付は西荻ラバーズフェスのメンバーが担当をしてくれてたのもしかったです。会場の装飾は、手しごと市からガーランドを借りたりして、来場者みんなで協力し合いながら設営しました。
というわけで、
宴がスタート!
高砂の花と新郎のブートニア、花嫁のブーケは、2013年の西荻婚の時もお世話になったiccaさん(井荻会館のとなり)制作のもの。西荻ラバーズフェスメンバーと、この宴に来た人からのプレゼントでした。高砂の飾り(切り絵やイラスト、金の扇など)は、チャンキー松本さん作。お客さんに配られたランチョンマットは、ハラダエリコさんの提案でイラストレーターの新郎新婦たちが絵を担当。
捏造伝統芸・龜樂(かめがく)四代目の西尾賢さんたちがまず、「祝い龜樂」を披露。捏造なのにすでに何度も実際のお祝いの席でこの「祝い龜樂」を披露しているのです。「祝言龜樂」と書かれた巻物をエイヤッと広げると、そこにはびっしりとお祝いの文言が。
結婚式といえばケーキ。地蔵坂のKiesさんのヴィクトリアケーキを、イラストレーター犬ん子さんがハイパーアレンジした紅白だるまケーキが登場。特別にクリームで紅白仕様にし、クッキーでだるまの顔を。酉の市の熊手の如くあれこれめでたいものを配置して、周りに散りばめたクッキーも松竹梅のイメージ。ハート目玉は最後に新郎新婦に入れてもらって完成!です。
なおこさんがKiesのヴィクトリアケーキとクッキーが大好きで、よくお店で食べてるって聞いたから、それでヴィクトリアケーキにしたのよね。
まずは新郎新婦が食べちゃいます。
さて、次のコーナー。
「新婚さんいらっしゃい!」。両カップルに結婚までのいきさつなどあれこれ聞きました。チャンキー松本さんの名司会。「新婚さんいらっしゃい!」の音楽(新婚さんが入場する時に流れる出囃子)が入手できず、西尾賢さんにピアニカ生演奏でやってもらいました。トーク後の絵合わせゲーム「ペアマッチ」もちゃんと用意。
さて会場もぽかぽかとあたたまり、あとは余興。有志によるクイーンの森合唱団。
そして西荻ムード歌謡の「善福ジゴローとヒマナンデス」も急遽かけつけました。
最後は両カップルからのお礼・挨拶でおしまい。どちらのカップルもお幸せに!
いろんな人に協力をいただきながら楽しい宴になりました。ありがとうございます。「結婚式じゃなくてもいいから、また井荻会館を借りて宴会しようよ」なんていう声も。ともかく、井荻會館の退出時間が迫っていたので、片付けは全員参加。撤収〜!
[…] 井荻会館での結婚パーティーで仕出し料理を作ってもらったり。 […]