ニシオギ水ノオト

原寺分湧水

善福寺上池では、昔は大量に水が湧いていたが、1960年代終わり頃に主湧水が涸れ、その後は深井戸を掘って池に補水している。

10万年前頃、古多摩川が扇状地をつくっていた頃の川原石である武蔵野礫層の中に地下水脈があるが、都市化や河川改修などの影響で地下水位が4〜5m下がったため、池の主湧水が涸れてしまった。

今は、下池のやや下流にある八幡西橋付近や、この原寺分橋付近の護岸の下縁りあたりで湧水がみられる。