しばらく西荻案内所HPの更新が滞っておりました。西荻の別件をしているためです。
2019年にやったアートプロジェクト「ニシオギ空想計画」から、有志が集い、2020年は「西荻のこと研究所」が発足、行政との話し合いの場を設けたり(そういえば中断中……)、道路拡幅に関する展示企画をやったりしてます。2021年はその研究所メンバーが出資して「株式会社西荻のこと」が誕生、より実践的な活動をしていくことになります。
で、その新会社で、神明通りのカントリーキルトマーケット(手芸用品店・2021年4月閉店)が入っていた建物を借り、「ことビル」と名付けて運営することになりました。2Fには自主管理運営スペース「西荻シネマ準備室」をオープンします。
9月19日にお披露目会とオンラインスペシャルトークを開催することになりましたので、お知らせします。
なお、13〜19日14〜20時は「西荻のこと、まちのこと、道路のこと」という展示を「西荻シネマ準備室」でやってますので、2Fをご覧になることもできます。
なお、西荻シネマ準備室は今後「貸しスペース」として運用していきます。レンタルご希望の方はお披露目会に来ていただくか、info@nishiogi.orgまでご連絡ください。
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旧カントリーキルトマーケット(西荻南3-6-2)の2Fで、「株式会社西荻のこと」が運営するスペース「西荻シネマ準備室」が始動します。「株式会社西荻のこと」は、個性ある商店と落着きのある住宅地が隣接するこの西荻窪というエリアを愛する人々により発足した「西荻のこと研究所」が母体になっています。これからこの西荻窪がどのように変わっていこうとしているのか、そこでわたしたちにできることはなにかを考えるなかで、スクラップアンドビルドだけではなく、もともとあるマテリアルも最大限に活かしていくことが、まちの雰囲気を維持し、未来へとつないでいく一助となると考えてきました。そんな時に出会ったのがこの建物でした。
わたしたちはここを改装し、西荻の文化発信拠点として地域の方に活用をしていただくべく、「ことビル」と名付けオープンします。テナントとして入っていただく1Fのカフェ「nof coffee」は10月のオープンに向けて準備中、2Fにはカントリーキルトマーケットの元スタッフによる手芸店「bleu de nimes」が10月オープン、3Fは「oriori」「non-standard world Inc.」の2社がすでに稼働をはじめています。
- まちとひとが繋がること
- まちの時間が繋がること
- まちの種が育つこと
この3つを大切に「まちとともに自分が育つ場所」を目指して、アイデアを膨らませ、みんなで考えるために、オープニングイベントとして、西荻のまちに関する展示を行います。そして19日には、まちづくりや都市計画の專門家である饗庭伸さん、中島直人さんをお招きして、「西荻のこと、まちのこと、これからのこと」と題してトークイベントを行います。
2021.9.19Sun
15:00-17:00 OPENING SPECIAL TALK
西荻のこと、まちのこと、これからのこと
トークイベント 饗庭 伸(東京都立大学) 中島直人(東京大学)
※敬称略、五十音順
会場:zoom(定員あり)
参加:無料
お申込: https://open-kotobldg.peatix.com/
10:00-14:00 PREVIEW 西荻シネマ準備室 お披露目
会場:西荻シネマ準備室(西荻南3-6-2)
9.13Mon-20Mon
14:00-20:00 EXHIBITION
展示 西荻のこと、まちのこと、道路のこと
2020〜21年に北銀座通りにて行った自由研究発表会(通称:勝手にオープンハウス)のパネルのほか、西荻の昔写真なども展示します。
最終入場19:30 ※9/19(日)はことビルお披露目会のため10:00からオープン、イベント配信のため14:00に閉場となります。
※感染対策、人数制限をしたうえで展示します。ご来場の方が多い場合は、お待ちいただくことがあります。
※感染対策の一環で、お名前とご連絡先をご記帳いただきます。
主催:西荻のこと研究所 後援:杉並建築会