ムード歌謡「西荻の夜」

昨年11月「続・西荻案内所」の「龜樂寄席」にて、鮮烈デビュー!善福ジゴローとヒマナンデス
ご当地音頭の「西荻案内音頭」につづき、ご当地ムード歌謡「西荻の夜」が登場しました。

わたくしもともと、山梨の歓楽街で、ムード歌謡を子守歌のように聞きながら育ちました。私にとって癒やしの音楽なんです。ロス・プリモスやアローナイツ、クールファイブなど、いまでもよく聞きますよ。
ご当地ソングといえばムード歌謡、音頭の次はムード歌謡ですね〜。小学生の頃、ムード歌謡のグループに入るのがひそかな夢だったんですよ、なんて冗談めかして龜樂四代目西尾賢さんに言ったら、あれよあれよとできてきたのがこの「西荻の夜〜暗渠ナイト〜」。暗渠マニアックな人たちと共同でいろいろなイベントをやった西荻案内所、アンキョアンキョ言ってたらそれが曲になってしまった!! 作曲は西尾賢さん、作詞は豆奴さん。ムード歌謡といえば、「別れ」「港」「夜」という定形があるのですが、別れと夜はともかく、西荻には「港」はありません。港にかわって心に沁みる風景、それが暗渠なのです。

ある日、まるで山下達郎のように演奏・歌唱・コーラスまでを西尾賢さんがすべてやっている「西荻の夜」の音源が送られてきました。西尾さんいい声だなあ〜♫……などと感心ばかりしてはいられません。これはあくまでもデモテープ。実際に歌うのは私オクアキ……ではなく善福ジゴローです。この時点ですでに「善福ジゴローとヒマナンデス」の名前が決まってました。というわけで、コーラスチーム「ヒマナンデス」のメンバーをさっそく探し始めることに。「え、ムード歌謡!?」と、とまどいつつも、冗談半分ながらこころよく引き受けてくれたメンバー。ヒマナンデスという名前とは裏腹に、それぞれいそがしいのに時間をやりくりして、第一回目の練習会場である善福寺某所に集まってきました。
いざ練習を始めると雰囲気が一変。ムード歌謡のコーラスってむずかしいのな! コーラス隊の苦闘をメインボーカルは見て見ぬふり。こちらだって人前でまさか歌を歌うなんて思ってませんでしたから必死なのです。「西荻の夜」は、ムード歌謡の雰囲気をなぞっただけのポップソング(ありがち)なのではなく、「本格ムード歌謡」なのであります。

また西尾さんから連絡あり。「CDつくるならもう一曲あったほうがいいよね」。ん?CDって?と思ってたら、すぐに次の曲「チャチャチャあすか」が送られてきました。こちらは作詞・作曲ともに西尾賢さん。ムード歌謡というもの自体が、進駐軍を相手に、クラブなどでダンス音楽を演奏をしていたところから派生したジャンルといわれているので、ラテンダンス音楽のチャチャチャとの相性はもちろんぴったり。タイトルはチャチャチャと茶舗あすか(西荻のお茶屋さん)がかかっています。茶舗あすかさんがInstagramでアップしている毎日の食事より歌詞を作成。日々の美味しいものを歌い上げます。

2回めの練習会で、さっそく録音!!……ってか録音早すぎじゃね?と思いつつ、一人ずつが各パートを録音しました。そのあと音源は西尾さんにまかせ、録音と同日でジャケット撮影も行いました。昔のムード歌謡のシングルレコードのジャケットを参考に、揃いの衣裳を着て、題字はやっぱり筆だよなーなどと手書き。ふだんはたいてい帽子をかぶってますが、ムード歌謡で帽子をかぶってる人は見たことがありませんので、裸一貫のつもりでついに脱帽。頭が寒い。

というわけで11月の「続・西荻案内所」18日の「暗渠サロン」にてプレデビューをし、そのあと22日の「龜樂寄席」にて正式デビュー、CD発売開始。続けて23日の「西荻南北歌合戦」でも審査枠外での余興として登場し、皆様にご披露しました。

このあとどこでやるかは決まってないのですが、お声がけいただければヒマナンデスのメンバーのスケジュール調整次第で駆けつけられます。ぜひお声がけを。

さて、作曲者の西尾賢さんですが、ユニット名「ソボブキ」で活動するジャズピアニストです。2月25日には西荻窪アケタの店でライブあり。
アケタの店にまだ行ったことがない西荻のみなさん、いかがでしょうか?

なお、CDは喫茶凸にて発売中。
1月21日の喫茶Wanderung(第1第3日曜は西荻案内所が店番)でも販売する予定です。

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