善福寺川沿いのカフェ・カワセミピプレットで縄文企画を開催。西荻案内所で企画協力をしています。
善福寺池周辺の縄文時代 縄文人はどんなくらしを?
「 善福寺池周辺の縄文時代 縄文人はどんなくらしを?」、開催日は9月30日月曜日。なんで平日?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、井草八幡宮の秋の例大祭ということで、9月30日と10月1日の2日間だけ、境内の宝物殿「文華殿」の内部が公開されるのです。そこにあるのは、戦前に今のサミットがある場所から出土したといわれる西荻のお宝「顔面把手付釣手形土器」(国の重要文化財)です。
通常縄文土器は、ほぼ壊れた状態で出土するといわれていますが、この顔面把手土器はあまり欠けがない状態で出土したということでもきわめて貴重。手のひらサイズながら、デコレーションもアゲアゲの勝坂式(縄文中期)。
この日のイベントでは、杉並・練馬・武蔵野の谷戸(水が湧き出す谷間地形)にめっちゃくわしい「やとじぃ」こと平田英二さんからまず、武蔵野台地の縄文レクチャーがあり、そのあと井草八幡宮の文華殿へ向かう予定。専門の人からお話を聞くと、ぼんやり眺めるだけだった縄文土器が、より立体的に見えてくること間違いなし。5000年前の西荻に思いを馳せてみるのはいかが?
開催情報
顔面把手付釣手形土器が出土した井草八幡遺跡や、井草式土器の名前の由来になった井草遺跡など、善福寺池周辺には縄文遺跡がいくつもあります。行き止まりになった谷の奥に湧水池があるという独特の「谷戸地形」のこの地で、縄文人はどんなくらしをしていたのでしょう? 武蔵野台地の縄文文化の特徴や、地域によってやや異なるところなど、この地にいた縄文人のくらしぶりをさぐります。
◉ 日時: 2019年9月30日(月)18:30-19:30
◉ 参加費: 1000円
◉ 会場:カフェ・カワセミピプレット
講師:やとじぃ 平田英二
練馬区文化財保護推進員・石神井公園ふるさと文化館 区民学芸員武蔵野台地を主なフィールドとし、自然・地形と、旧石器・縄文時代以来のヒトとの関わりを調べています。
<協力:西荻案内所・善福寺川を里川にカエル会>
<お申し込み・お問い合わせ>
カフェ・カワセミピプレット
〒167-0041東京都杉並区善福寺1-30-9
Tel: 03-6884-5507
参考記事(去年のもの)