11月に刊行「西荻にいたピンクの象」作文募集

11月の発売開始を目指し、「 西荻にいたピンクの象 」(西荻案内所=編)として本のかたちにまとめることにしました。

今年の西荻茶散歩・一欅庵の洋間で開催した「ピンクの象が佐渡に来た」展をベースに、西荻にいたピンクの象の謎に迫っていきます。

西荻にいたピンクの象

 

「 西荻にいたピンクの象 」内容

先代・竹細工ハリボテのピンクの象が西荻の街から姿を消して以降の経緯のほか、初代ハリボテから数えて約40年のピンクの象の歴史をたどっていきます。ピンクの象(二代目)の作者を探す中で出会った、現役の竹細工屋さんから聞いたお話からは、時代の節目を影で支えてきた竹細工の役割を知りました。それから引取先となった佐渡のこと、そして西荻のこと。

一時保管場所に保護されたピンクの象

 

キャッチーでわかりやすくって、ちょっと感動のいい話!……にするつもりはありません。そういう「ストーリー」がもてはやされている昨今ですが、ピンクの象に関する一連のことが、神戸の港の公園に建てられた「世界一の×マスツリー」(伏せ字になってないじゃん)みたいに思われたらタマランなあと、かねてから思っていた次第。よく知らない人はネットで調べてみてくださいね。過剰に整理された「いい話」つまり「ストーリーマーケティング」的なものが必要なことがあるのはわかるけど、それと同時に「いい話」の蔓延に辟易としてもいます。実際はもっと複雑だし、ややこしいし、解決できないし、意味不明でバカバカしい箇所も多々。そしてなにより現在進行中なのです。なんてったって所詮ハリボテですよ、冷静に考えたら脱力しますわな。佐渡に渡った「いい話」でおさまったとほっとしているみなさんが「おいちょっと待て!」と言いたくなるような本を目指したい。

そこでみなさんに夏休みの宿題を……!

みなさんからの作文を募集します!

ピンクの象の思い出、あなただけが知る秘密、ピンクの象とはなんなのか、西荻のピンクの象から見る都市風景論……思いたっぷりのものから冷静な分析まで、様式内容は問いません。ピンクの象に関するみなさんの作文を、幅広くお寄せください。作文が採用された方には本書を謹呈いたします(すでにご予約の方は別途お礼の品を考えています)。掲載の可否にかかわらず、お送りいただきましたら返事をいたします。

原稿の長さ目安=1000字程度
募集締切=2018年8月31日
投稿方法=メールでnishiogi@topaz.plala.or.jpへ。
または本サイトお問い合わせ欄にコピペで送付してください。

さらに情報&写真募集も!

本年6月に開催した「ピンクの象が佐渡に来た展」で、商店会からいただいた、1979年からのピンクの象記録写真を展示したのですが、そのなかで、1984〜1995年までのピンクの象の写真がまだ見つかっていません。写真をお持ちの方、ご提供をいただけましたら幸いです。また、1997〜2010年までの写真もあまりありません。こちらもあわせてお願いします。

 

83年9月関根橋

先行予約受付中!

ただいま先行予約を受け付けています。予約用紙は茶舗あすか(北口の夢飯となりにある日本茶店)にありますので、そちらでご記入の上、代金をお支払いください。1,620円税込です。先行予約特典として「西荻グルメシール」をプレゼントしています。

11月には出版記念イベントあり

毎年11月に善福寺公園で開催しているアートイベントトロールの森」のまちなか企画として、本書刊行記念展示を行う予定です。またあわせて出版記念ライブも予定! (本がまだまだできてないのにこっちのほうが先に決まってやや心苦しいのですが……)

というわけで、今しばらくお待ちください。

 

 

 

 

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