端午の節句といえば柏餅です。そして新茶の季節。さわやかなお茶の味とあんこのマッチング、至福のひととき。
西荻周辺でもその昔、お茶の栽培をしていたというのを聞きました。大々的ではなかったのですが、お茶の木というのは、そのまま垣根のように使われることもあります。古い地図にも茶畑マークが入っていたり。
今だから時効だけど、という前置きつきで聞いた話では、狭山の業者が買いに来て、そのまま「狭山茶」として市場に出ていたとかいないとか。
今もどこかにお茶の木はあるはず。そのお茶を集めて製茶して、正真正銘「西荻茶」として売り出す!……ってのは量的にさすがにムリだろうけど、みんなで飲むことくらいならできるんじゃないでしょうか。幸いこのまちには、お茶のスペシャリストが何人もいます。日本茶カフェも相次いでオープンしているし、なにより西荻産のお茶、飲んでみたいですよ。
水はどこで調達しようかな。原寺分湧水(※)はさすがにダメですかねえ……。杉並浄水所の水は分けてもらえるものかしら……。
※原寺分湧水(はらてらぶゆうすい)女子大通りと善福寺川が交差する「原寺分橋」付近で、善福寺川内に湧く湧水。非常時には飲水になるらしいのです。