令和ゲーム「 西荻窪に住みたいな 」MV

Lil Hyvää(リルヒュバー)さんと謝謝さんのユニットバンド「 令和ゲーム 」の新曲がその名もズバリ『 西荻窪に住みたいな 』。

MV制作にあたって協力店舗を探していると西荻案内所に問い合わせがあったので、「西荻窪ノート」のほうに書き込みしてくれたら拡散するよーとお知らせしました。

でそこから先は特にノータッチだったんだけど、それでできたMVがこちら。

はっきり言ってステキです。

西荻に降り立った主人公の女子(バンドの方ではないみたい)は、いきなりプルミエプゥッスでワイン呑んでから、ぷれまを流してVIVACEカイロプラクティック(西荻検定一級保持者)で施術を受けます。そのあとガネーシャガルでナンを食べながらネパール人スタッフと踊りまくり、PONTEPIA(閉店)からの金木犀茶店

『 西荻窪に住みたいな 』、歌詞がいいんだよね〜。個人的に好きなのは、

「雨上がりの東京は大型犬のような匂いがした」

……というところ。「雨上がりの《西荻》」でもよさそうだけれど、やっぱりここは《東京》じゃないといけないのよね。ここがもし「雨上がりの《西荻》」だったら、この人は松戸とか行徳とか秦野とかに住んでいて、東京通勤圏の人が西荻に住みたいと思っているという歌にもきこえてくる。でもここが《東京》だから、この人はすくなくとも、アイデンティティとしては東京通勤通学圏にはないことがわかるのです。東京の人には東京の匂いなんてわからないもんね。「大型犬の匂い」というのも、つまりくさいけど嫌いじゃないってことでしょ。なんかわかるなあ。

私も東京に出てきてかれこれ28年とかになります。最近は東京の匂いなんて感じなくなってきたけど、やっぱり最初は、これが東京!って匂い、あったなあ。先日、ある場所に行ったらその匂いに再び出会って、こういうのは数十年と変わらないんだな、って思ったところでした。

その場所というのは、「紀伊國屋書店新宿本店の2F」です。あそこには独特の匂いがあるんだけど、あれはなんの匂いなんだろう。東京の匂い、というと思い出すなあ。

みなさんの「東京の匂い」はなんですか。

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