西荻暗黒神話
西荻暗黒神話 の元ネタはもちろん諸星大二郎先生の『暗黒神話』です。
井草八幡宮に収蔵されている縄文土器「顔面把手付釣手形土器」の奇妙な造形。どうやら祭祀の時に中に火を灯したものなのだそうです。
中に実際に火を灯したらどんな影が壁に映るのか……そんな妄想から思いつきました。
遅野井(善福寺の旧名)地名由来の頼朝伝説、別の遅野井地名由来説には恐猪(おそのい)というのもあるそうです。恐ろしい猪がいたのでしょうか。なんとも意味深。先述の顔面把手付釣手形土器に描かれた獣の面は、一説によると猪の顔なのだそうです。ふだんは渡れない善福寺公園上池の弁天島、市杵島神社、かつてあったという伝説の善福寺、それと関係がありそうな善福寺稲荷、「美濃」との関係、そこに近代の内田秀五郎村長による区画整理事業(魔方陣!)もまじえつつ、これらのパーツを組み合わせて、一本の筋道をたどった西荻版『暗黒神話』が紡ぎ出せそうな予感……。だれかやらないかなあ。
(写真はイメージです)
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