祝開店・パンの田島
西荻窪駅北口、輸入食料品を主に扱って、長年に渡り西荻住民の支持を集めてきた喜久屋が閉店して10ヶ月。建物も建て替えられて新しくKALDI COFFEE FARMが12月7日にオープンします。同じ建物の東側の平屋部分には、吉祥寺や阿佐ヶ谷にもすでに出店している人気店「パンの田島」が先行して11月26日にオープンしました。コッペパンに挟むもののバリエーションが豊富。ちょっと「昭和」なロゴもかわいいです。ドトールとセットになっていてイートインができるのも「パンの田島」西荻窪店の特徴。
……どんな味のパンがあるのか、これは試してみなければなりますまい。そしてたまには、地域情報サイトらしく「オススメのコッペパン◯選」みたいな記事を書くのだッ!と意気込んで来るも、わ、行列ができている!?
行列を見るとつい並んでしまう人と、すぐ諦めてしまう人とどちらもいると思いますが、私はどちらかというと後者なのです。西荻の行列店といえばカツ丼で有名な坂本屋と、たんめんのはつねですが、これまで並んで入ったことはありません。行列がないタイミングに偶然出くわすことができ、今がチャンス!と入りました。まあパンの田島に行くのもそのうちチャンスがあるでしょ。
西荻窪コッペパン
さて、とはいえ脳が一度「パン」にロックオンしてしまったものだから、今日は他のものにしておこうという気分になれません。「パン」しかも「なにか挟んだパン」を食べなければ、どうにもおさまらない!……というわけで、まず行ったのがニシジマ。
旗が目印。こちらの店頭でしばし考えたのち、カニクリームコロッケをゲット。
それから少し西荻窪駅の方にもどって手造りハム・ソーセージの店もぐもぐへ行って、もぐもぐスペシャルと迷いつつ、ベーコンを購入。
次はパンです。伏見通りにまわって藤の木へ。藤の木ではちゃんと挟まってるコッペパンをいつも売ってます。これもなかなか魅惑的なラインなのですが(下の写真参照)、今回は中身をもう買っちゃったから、また次の機会に。コッペパンだけでは通常は売ってないんだけど、(もしあれば)購入可能。
そこから東京女子大方面にまわり、TAGUCHI BAKERYへ。コッペパンはないんだけど、ソフトフランスだったらいいんじゃない?と田口さん。なるほど〜。
というわけで2種類のパンを購入して家に戻りました。左がタグチベーカリーのソフトフランス、右が藤の木のコッペパン。
いよいよ挟みます
まず組み合わせをどうするか決めねば。カニクリームコロッケに合うのはコッペパンとソフトフランスのどっちなのか。
ムムム、悩ましいですが、今回はコッペパンとコロッケで行きましょう。藤の木×ニシジマのコラボパンが勝手に実現。八百屋でキャベツ買うの忘れてた。
さてもぐもぐベーコンはどうしようかな。
そこで井荻会館の手しごと市で買った桜井農園の春菊が登場。
油を使わず、ベーコンから出る油で炒めあわせて……
それをソフトフランスに挟みます。もぐもぐ×タグチベーカリー×桜井農園 勝手にコラボパンの完成。おまけのりんごは春菊と同じく桜井農園のシナノゴールド。
カニクリームコロッケのさくっととろっとした感じを、やさしく受け止めるコッペパン。そしてしっかり味わいのある春菊とベーコンの強さをひきたてるソフトフランス。どちらも甲乙つけがたい。ふわふわしすぎずしっかりとした食感があるのがうれしいです。
そうそう、これが食べたかったのよと、あっという間に腹の中へ。
選択肢はまだまだあります
西荻窪でコッペパンといえばしみずやパン店も忘れてはなりません。ほかのパン屋さんにもプレーン系パンはあります。南口にはぐーちょきパン屋、ラ・プルミエプゥッス、パン工房ひまわり、そーせーじ、かむかむhygge、北口にはブルク、アンセン、えんツコ堂製パンのほか、食パン系のお店が二店並んで北銀座通りにあります(進藤製パンと一本堂)。あとベーグル屋さん2軒も(ポムドテールとポチコロベーグル)。こうやって並べるとパン屋さん本当に多いな〜。
それから西荻のハム・ソーセージといえば、もぐもぐだけでなくって高架下マイロードのフランクフルトがあります。ニシジマととらやと宝家の三軒のお肉屋さんには惣菜コロッケあり。それぞれ少しずつ味の違いがあるのですよ。
そう考えると組み合わせは無限大!「行列するくらいなら自分で作ればいいじゃない?」と私の中のマリー・アントワネットも言っています。みなさんもぜひ好きな組み合わせを開拓して、マイ西荻コッペパンを完成させてはいかがでしょうか。
ちなみに、パンの田島の部分が1Fだけになっているのは、北銀座通りの道路拡張計画の計画ラインに入っているからなのです(参考記事はこちら)。道路拡張でいつかこわすことを前提に、建物がつくられているということのようですよ。道路拡張のことについては、上記前回記事からやや進捗があるので、またそのうちに書くことにします。
[…] 西荻窪コッペパン (181130) […]
[…] のもあって、開店から数日は「最後尾はこちら」のボードが出るほどの盛況ぶり。先日のコッペパン記事でも書きましたが、行列するのはあまり好きではないので、ちょっと様子見して […]
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