街角饅頭店吉祥天：西荻ガイド020

街角饅頭店吉祥天

街角饅頭店吉祥天は、中華饅頭(マントウ)、台湾鉄道弁当、タピオカ飲料のテイクアウト専門店。
季節限定で台湾グルメも提供いたします。

オススメポイント

台湾のマントウ（饅頭）がテイクアウトできる店、ということで、タピオカブームもあったし、もともとすごく人気があったんだけど、台湾鉄道弁当を出すようになってから、さらに大人気に。

台湾鉄道弁当というのは、ようするに台湾の駅弁。台湾の駅弁はワンパッケージのごはんの上に、いろんな具材が乗ってるのがポイント。箱をぱかっとあけると、ごはんにタレが染みてたり、ちょっとおかずが混ざってたり。いろいろのっててうれしい弁当なのです。

2021年にリニューアル！

そして2021年にお店をリニューアル。メニューがいっぱい書いてある看板と、かわいい壁画（フォトスポットにもなってます）が目を引く外観になりました。窓枠は地蔵坂の「駱駝」さん製作。上の写真はちょうど、壁画を描いているところの写真。

絵を描いているのはハラダエリコさん。西荻だと copo do dia やnof coffee、ガネーシャガルの絵なども手がけるイラストレーターさんです。

で、ちょっとレトロ風味の看板、実は弊社で文字を書いてるのです。横の標語みたいな行書も。

昔の看板や手書き文字などの資料を参考にしてます。
行書のほうはあんまり参考にしてないので、いろいろマズイと思いつつ、昔の中華街のネオン管みたいな感じにしたいなと思って、ブルーのふち取りをしてます。

そして名物「台灣鐵路便當」のパッケージもリニューアルです。

こちらもハラダエリコ＆西荻案内所のコラボパッケージ。箱自体は台湾で印刷してるものだから、届くまでにめちゃ時間がかかってました。

台湾の弁当箱屋さんは３色印刷だから、という吉祥天の邱さんからの指定があって、いまどき珍しいなと思いつつ製作へ。エリコさんの元絵に、文字を載せて色を付けます。特色３色で混色をすることでいろんな色味を出したらレトロな印刷物っぽくなるんじゃないかなと思ってつくりました。で、ちょっと不安になっていちおうCMYKデータもつくって同時にお渡ししたんだけど、CMYKデータのほうが使われてるっぽかったです。

箱の下のリボン部分、「僅此一家」「別無分店」というのは吉祥天のこだわり。要するに、支店は持たねえ、西荻でやってくぜ、という宣言です。そうそう、KISSHOTENではなくKISSYOUTENという綴りなのは、実はその理由をまだ聞いてないんだけど、KISS-YOU-TENと意味のある語で分割できるのがおもしろいなと思ってます。あなたと10回キス。