税法が変わるせいか、最近、宅地開発や古い建物の取り壊しが多いですよね。土を掘り返している工事現場をみるたび、私が思うのは「もしかしたらここ、縄文土器が出てくるんじゃなかろうか」ということです。
博物館で見たんですけど、一見したらただの植木鉢のかけらみたいなもんなんですよ。工事現場の人たちもきっとあまり気にしてない。特に善福寺池、善福寺川沿いには出土も多く、縄文時代の集落があったようです。土器もまだまだ出てくるんじゃないでしょうか。とあるお蕎麦屋さんから「小学生のころに友達に家に行って、庭でよく縄文土器を拾って遊んだもんだよ(遠い目)」という回想を聞き仰天しました。私も拾いたいっ! 地権者の許可を得たらできるのかしら。そして見つけた土器は自分のものにしてもいいものなのかしら……。
写真は井草川源流・切通し公園の解説図。園山俊二先生画。
追記:
さすがに発掘はやってないけど、縄文ツアーはのちに実現しました。
2016年2月27日 西荻縄文ツアー 報告
この時の様子は後にスソアキコさんによりリトルプレスになってます。
参考:
西荻24人のイラストレーターズ展をきっかけに急接近したアトリエすゞ途の矢島さんとイラストレーターのスソアキコさんたちが、2017年のチャサンポーでやった展示「井草川と縄文と」のツアーにも同行。報告