ニシオギ空想計画Vol.2 募集開始

ニシオギ空想計画Vol.2 は11月2〜12日

西荻在住の建築家や、都市計画の専門家たちと共同で2019年6月にスタートした「 ニシオギ空想計画 」。第1弾は松庵の登録文化財建築「一欅庵」の二階和室で、公募展示企画「ニシオギ空想計画Vol.1」を開催しました。

年齢・キャリア等を問わず、西荻を愛するみなさんがそれぞれ考えた「ニシオギ空想計画」を募集しました。建築や都市計画に限らず、各人がめいっぱい空想したまちづくりや楽しい企画などなどが集まり、これまで出された案についてはこちらに全35案が掲載されています

そして11月、「 ニシオギ空想計画Vol.2 」を開催することが決定しました。いつも善福寺公園でやっているアートフェスティバル「トロールの森」まちなか企画参加作品として、11月2日〜12日に、西荻窪駅周辺にて展開します。各会場・日時は以下の通り。

ニシオギ空想計画Vol.2 スケジュール

浜商不動産駅前店(西荻南3-9-7)
11/3(日)→10(日)11:00-19:00

ニシオギ空想計画展(公募企画展)
第一回目に提出された35案はもちろん、今回新たに募集した案も展示します。
浜商不動産駅前店をニシオギ空想計画がジャック!?
「いますぐニシオギ空想計画」ワークショップ
思いついたら即空想! ニシオギの未来はもうあなたのもの!?
いつでもだれでも、西荻の未来を描くことができるワークショップ。

まちナカ・コミュニティ西荻みなみ(西荻南2-28-14)
11/8(金)14:00-19:00・9(土)11:00-19:00

ニシオギ空想ワークショップ
西荻窪の駅前にはなにがあったらいいのかな?
駅前の立体模型を使いながら、イメージをふくらませるワークショップです。

信愛書店en=gawa(西荻南2-24-15)
11/2(土)→8(金)12:00-21:00
西荻の「いま」展

北銀座通りが広がるってどんなふうに? 駅前が変わっちゃうのってホント?
開示されている資料を見ながら、西荻の「いま」を探ります。

西荻窪駅南口広場
11月3日(日)・4日(月)11:00-19:00
西荻すわれタウン化計画 実証実験

第一回目の募集で複数提案が出た、「まちなかに座れる場所を!」
というニシオギ空想計画を、実際にやってみます。座りに来てね。

以下は「関連企画」です。

ギャラリーブリキ星(西荻北5-9-11)
SAVEニシオギ展
11/3(日)→12(火)12:00-18:00

ある日突然、いま住んでる家が道路になりますよと言われたらどうする?
西荻窪の道路拡張を考える会」による展示。

ギャラリーいしころ(西荻南4-3-5)
11/2(土)→4(月)11:00-19:00
30年後の西荻はどうなる?どうしよう?

大好きな西荻がかわろうとしています。道路のこと、公園のこと、駅前のこと…
いろいろ、みんなで考えませんか?

ニシオギ空想計画Vol.2

つきましてはまた、みなさんの「ニシオギ空想計画」を追加募集します。子どもから大人まで、老若男女問いません。またすでに案を提出されている方も、ブラッシュアップや別案などでもOK。前回の提出案を参考にしながらでも、楽しく、ニシオギの未来を空想してくださいね。締切は2019年10月29日(火)。奮ってご応募下さいませ。

趣旨文・募集要項は、前回同様、以下の通りとなります。

「ニシオギ空想計画」趣旨文

「西荻窪」「ニシオギ」と聞いてどんなイメージが浮かびますか?

“アンティークの街”、“古本の街”……様々だと思います。お酒が好きな人にとっては、南口のバラックのような雰囲気を持った居酒屋街の印象も強いのではないでしょうか。

昼間から常連客が青空とひとつながりのカウンターで杯を交わす店、狭い階段を登った先にあるディープな語り場、どこがどうつながっているか分からない建物構造……。終戦後の混乱期に雨後のタケノコのように各地にできた闇市の名残をもつ飲屋街は、「戦後クリアランス」「高度経済成長」「駅前再開発」の名の下に一掃されてきました。西荻窪駅南口に広がる飲屋街は、幾多の時をしぶとく生き抜き、その姿を現代に残す産業遺産のような黒い輝きを放っていると考えています。

西荻窪は、変革の時を迎えようとしています。2022年には西荻窪駅開業から100年。当時「百年の計」と評された井荻村の村長・内田秀五郎らによる区画整理事業も、実施からまもなく100年が経とうとしています。その流れに関連してか、1966(昭和41)年に計画化され、ほとんど忘れられていた北銀座通り(都市計画道路補助132号線)の拡幅計画は、東京都の優先整備路線に指定されて具体的に動き出し、また南口の駅前でも再開発の動きがあります。ピンクの象がぶら下がるアーケードと、ディープな飲屋街が広がる柳小路・サカエ通りエリアは、これまでも「防災」や「駅前空間の利活用」などの名のもとに何度も再開発案が立ち上がっては消えてきました。この稀有な空間はむしろ残すことのほうが、将来的により地域の特性を発揮できるのではないかと考えていますが、みなさんはどう思いますか。

この「ニシオギ空想計画」は、幅広い方々に西荻窪の未来を一緒に考えてもらうことを目的としています。活動の1回目は西荻の名物イベント「チャサンポー/西荻茶散歩」、会場は西荻が誇る登録文化財建築「一欅庵」で開催しました。第2弾は2019年11月、アートイベント「トロールの森」参加企画として、西荻窪周辺にて展開します。公募によって集めた思い思いの「ニシオギ空想計画」の絵や計画図などと、西荻窪駅周辺の模型を展示しながら、西荻窪のことをみんなで考える場にしたいと考えています。

ニシオギ空想計画実行委員会

ニシオギ空想計画Vol.2 募集概要

募集内容

私のニシオギ空想計画

募集期間

2019年10月29日(火)まで

あなたの空想したニシオギ空想計画を募集し展示します。 提出者の年齢は問いません(こども歓迎)
口を出すだけでなく、それぞれの人がまず手を動かし、 西荻窪の未来をめいっぱい空想し、 それを共有しながら、現在のいいところや課題も見えてくるのではないでしょうか。

提出方法

製作者氏名(匿名希望の場合はニックネームを添える)・年齢・職業・ 連絡先(メール・電話番号)とともに

1)茶舗あすか(西荻北3-21-2 日祝休)へ提出 または
2)メールで画像・データ等を送る→  imagine.nishiogi@gmail.com

募集条件

◎主には紙(平面)での展示を想定しています。1点につきA3サイズ1枚に収まるもの。
◎スケッチや図面、想像の風景など。
◎必要に応じて解説文をつけることもできます。
◎制作物が立体物やインタラクティブな展示物になりそうな場合は事前にご相談ください。
◎展示会場を汚したり傷つけたりするおそれのある展示物はご遠慮ください。
◎セクシャルな表現、暴力的な表現、プライバシーを侵害する表現、差別的な表現であると主催者が判断したものは展示をお断りする場合があります。また展示の可否について、その理由を主催者が説明することはありません。
◎展示の際に氏名(ニックネーム)と年齢を表示します。
◎展示物の著作権は製作者に帰属しますが、主催者により撮影・記録・アーカイブ化し、インターネット上に公表することを、応募の時点で承諾したものとします。
◎展示物は基本的に返却しませんが、返却を希望の場合は事前にお伝えください。

主催 ニシオギ空想計画実行委員会

ニシオギ空想計画Vol.2

3 Thoughts to “ニシオギ空想計画Vol.2 募集開始

  1. […] 2019年11月、ニシオギ空想計画Vol.2の会場として、南口駅前店を使わせてもらいました。 […]

  2. […]  2019年の西荻案内所は、西荻の建築関係の仲間とともに「ニシオギ空想計画 実行委員会」を組織し、6月の「西荻茶散歩」には松庵の文化財住宅・一欅庵で「ニシオギ空想計画Vol.1」を開催、つづいて11月にはアートイベント「トロールの森」参加企画として、浜商不動産南口駅前店ほかにて「ニシオギ空想計画Vol.2」を開催しました。 […]

  3. […] 2016年の「西荻ドブエンナーレ」、2017年の「続・西荻案内所」、2018年「西荻にいたピンクの象展」、そして昨年は「ニシオギ空想計画Vol.2(ニシオギ空想計画実行委員会)」と、毎年なんだかんだと出展してきました。 […]

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